介在かいざいぶら下さがる世界せかいで 誰だれの声こえも投なげやりにかわす
甲斐々々かいがいしく鳴なるベルを背せに 叫さけびながら走はしり出だしていた
散々さんざん呆あきれる程ほどの嘘うそ 擦すり込こまれてイヤイヤに笑わらう
段々だんだんこじらせていく夢ゆめ 一度いちど捨すてて楽らくになって
また流ながされていくように 朝あさと夜よる繰くり返かえし
ほら、モノクロの僕ぼくがいた
泣なき出だしたくなる様ような空そらが静しずかに
「ここへおいで?」と、手てを差さし伸のべて
嘲あざけり笑わらう いつも
届とどかない歌声うたごえを詰つまらせたまま 汚濁おだくにまみれた姿すがたで
傷口きずぐち塞ふさがる前まえに もっと彩度さいど切きって潰つぶして
吐はき出だしたくなる程ほど 詰つめ込こまれていた
痛いたみ、罪つみ禍わざわいを融とかしてくれる
誰だれかを探さがす ように
取とるに足たらない今日きょうに閉とじ込こめられて
「これが全すべて」と、頷うなずき 耳みみを塞ふさいだまま
もっと僕ぼくを消けして
泣なき出だしたくなる様ような空そらを見上みあげて
「翼つばさをください」なんて言葉ことばは
浮うかびもしない けれど
誰だれかに聞きいて欲ほしい歌うたがあるから
それでも手てを伸のばしてみる
いつか望のぞんだはずの 今日きょうと明日あすと僕ぼくが微笑わらう
介在kaizaiぶらbura下saがるgaru世界sekaiでde 誰dareのno声koeもmo投naげやりにかわすgeyarinikawasu
甲斐々々kaigaiしくshiku鳴naるruベルberuをwo背seにni 叫sakeびながらbinagara走hashiりri出daしていたshiteita
散々sanzan呆akiれるreru程hodoのno嘘uso 擦suりri込koまれてmareteイヤイヤiyaiyaにni笑waraうu
段々dandanこじらせていくkojiraseteiku夢yume 一度ichido捨suててtete楽rakuになってninatte
またmata流nagaされていくようにsareteikuyouni 朝asaとto夜yoru繰kuりri返kaeしshi
ほらhora、モノクロmonokuroのno僕bokuがいたgaita
泣naきki出daしたくなるshitakunaru様youなna空soraがga静shizuかにkani
「ここへおいでkokoheoide?」とto、手teをwo差saしshi伸noべてbete
嘲azakeりri笑waraうu いつもitsumo
届todoかないkanai歌声utagoeをwo詰tsuまらせたままmarasetamama 汚濁odakuにまみれたnimamireta姿sugataでde
傷口kizuguchi塞fusaがるgaru前maeにni もっとmotto彩度saido切kiってtte潰tsubuしてshite
吐haきki出daしたくなるshitakunaru程hodo 詰tsuめme込koまれていたmareteita
痛itaみmi、罪tsumi禍wazawaiをwo融toかしてくれるkashitekureru
誰dareかをkawo探sagaすsu ようにyouni
取toるにruni足taらないranai今日kyouにni閉toじji込koめられてmerarete
「これがkorega全subeてte」とto、頷unazuきki 耳mimiをwo塞fusaいだままidamama
もっとmotto僕bokuをwo消keしてshite
泣naきki出daしたくなるshitakunaru様youなna空soraをwo見上miaげてgete
「翼tsubasaをくださいwokudasai」なんてnante言葉kotobaはha
浮uかびもしないkabimoshinai けれどkeredo
誰dareかにkani聞kiいてite欲hoしいshii歌utaがあるからgaarukara
それでもsoredemo手teをwo伸noばしてみるbashitemiru
いつかitsuka望nozoんだはずのndahazuno 今日kyouとto明日asuとto僕bokuがga微笑waraうu