いいじゃないかよ 追おい越こされても
そうぞ先さきにと 笑わらってやれよ
男同志おとこどうしの おまえと俺おれさ
露地ろじの匂においに 立たち止どまり
今日きょうを忘わすれる 酒さけの川かわ
今いまの世よの中なか 何なんでもありよ
なのに寂さみしい 奴やつばっかしさ
しょせん不器用ぶきよう おまえも俺おれも
楽らくをのぞめば あとで泣なく
他人ひとに下駄げたなど 預あずけりょか
まわり道みちして はじめて見みえる
人ひとの一生いっしょう そのまた裏うらも
男同志おとこどうしの おまえと俺おれさ
はしご酒ざけして ちどり足あし
演歌うたが身みにしむ 酒さけの川かわ
いいじゃないかよiijanaikayo 追oいi越koされてもsaretemo
そうぞsouzo先sakiにとnito 笑waraってやれよtteyareyo
男同志otokodoushiのno おまえとomaeto俺oreさsa
露地rojiのno匂nioいにini 立taちchi止doまりmari
今日kyouをwo忘wasuれるreru 酒sakeのno川kawa
今imaのno世yoのno中naka 何nanでもありよdemoariyo
なのにnanoni寂samiしいshii 奴yatsuばっかしさbakkashisa
しょせんsyosen不器用bukiyou おまえもomaemo俺oreもmo
楽rakuをのぞめばwonozomeba あとでatode泣naくku
他人hitoにni下駄getaなどnado 預azuけりょかkeryoka
まわりmawari道michiしてshite はじめてhajimete見miえるeru
人hitoのno一生issyou そのまたsonomata裏uraもmo
男同志otokodoushiのno おまえとomaeto俺oreさsa
はしごhashigo酒zakeしてshite ちどりchidori足ashi
演歌utaがga身miにしむnishimu 酒sakeのno川kawa