アマミデンダ 歌詞 城南海 ふりがな付

手てを伸のばせば するり落おちて 溜息ためいきになる
グラスに浮うかべ かき回まわして 飲のみ干ほす言葉ことば

誰だれより愛あいする人ひと置おいて行いかないで

どこまでも 遠とおく飛とべるなら 今いま鳥とりになり 羽はばたく
どんな場所ばしょもついて行いこう ただ側そばにいたい
いつまでも 見下みおろせるなら 今いま空そらになり 見守みまもる
きっと願ねがいは叶かなわない
わかっているのに

姿すがた重かさね アマミデンダ 撫なで下おろす指ゆび
苔こけになるほど あなた想おもい 静しずかに揺ゆれる

誰だれより愛あいする人ひと 忘わすれないでいて

暗くらい道みち 照てらせるのなら 今いま星ほしになり 輝かがやく
どんな雲くもも突つき抜ぬける灯あかりになるから
いつまでも口くちずさむなら
今いま歌うたになり寄より添そう
きっと願ねがいは叶かなわない
わかっているのに

いつまでも 触ふれられるなら 今風いまふうになり 漂ただよう
どんな時ときも包つつみ込こむ 優やさしさをあげる
その涙なみだ 流ながせるのなら 今いま雨あめになり 落おちゆく
だって今いまも愛あいしてる それだけでいいの