肩かたを寄よせても おんなの傘かさじゃ
隠かくし切きれない ふたりの恋こいよ
愛あいして尽つくして 悔くいない命いのち
ほろほろほろと 湯ゆけむりの
夜よるにこぼれる なみだ雨あめ
忍しのぶ旅路たびじの 瀬せ音おとを聞きいて
寒さむくないかと 気きづかうあなた
明日あしたと呼よべない 夜明よあけが憎にくい
ほろほろほろと その胸むねで
せめて泣なかせて なみだ雨あめ
朝あさの始発しはつに あなたを乗のせて
次つぎの汽車きしゃ待まつ 別わかれの駅えきよ
思おもい出でひと色いろ 心こころを濡ぬらす
ほろほろほろと 残のこり香がに
紅べにも哀かなしい なみだ雨あめ
肩kataをwo寄yoせてもsetemo おんなのonnano傘kasaじゃja
隠kakuしshi切kiれないrenai ふたりのfutarino恋koiよyo
愛aiしてshite尽tsuくしてkushite 悔kuいないinai命inochi
ほろほろほろとhorohorohoroto 湯yuけむりのkemurino
夜yoruにこぼれるnikoboreru なみだnamida雨ame
忍shinoぶbu旅路tabijiのno 瀬se音otoをwo聞kiいてite
寒samuくないかとkunaikato 気kiづかうあなたdukauanata
明日ashitaとto呼yoべないbenai 夜明yoaけがkega憎nikuいi
ほろほろほろとhorohorohoroto そのsono胸muneでde
せめてsemete泣naかせてkasete なみだnamida雨ame
朝asaのno始発shihatsuにni あなたをanatawo乗noせてsete
次tsugiのno汽車kisya待maつtsu 別wakaれのreno駅ekiよyo
思omoいi出deひとhito色iro 心kokoroをwo濡nuらすrasu
ほろほろほろとhorohorohoroto 残nokoりri香gaにni
紅beniもmo哀kanaしいshii なみだnamida雨ame