松風まつかぜ騒さわぐ 丘おかの上うえ
古城こじょうよ独ひとり 何なに偲しのぶ
栄華えいがの夢ゆめを 胸むねに追おい
ああ 仰あおげば侘わびし 天守閣てんしゅかく
崩くずれしままの 石垣いしがきに
哀あわれを誘さそう 病葉わくらばや
矢弾やだまのあとの ここかしこ
ああ 往古むかしを語かたる 大手門おおてもん
甍いらかは青あおく 苔こけむして
古城こじょうよ独ひとり 何なに偲しのぶ
たたずみおれば 身みにしみて
ああ 空そら行ゆく雁かりの 声こえ悲かなし
松風matsukaze騒sawaぐgu 丘okaのno上ue
古城kojouよyo独hitoりri 何nani偲shinoぶbu
栄華eigaのno夢yumeをwo 胸muneにni追oいi
ああaa 仰aoげばgeba侘wabiしshi 天守閣tensyukaku
崩kuzuれしままのreshimamano 石垣ishigakiにni
哀awaれをrewo誘sasoうu 病葉wakurabaやya
矢弾yadamaのあとのnoatono ここかしこkokokashiko
ああaa 往古mukashiをwo語kataるru 大手門ootemon
甍irakaはha青aoくku 苔kokeむしてmushite
古城kojouよyo独hitoりri 何nani偲shinoぶbu
たたずみおればtatazumioreba 身miにしみてnishimite
ああaa 空sora行yuくku雁kariのno 声koe悲kanaしshi