Rhapsody In White 歌詞 岸谷香 ふりがな付

今年ことしも街まちに 初はじめての雪ゆきが舞まうよ
あの日ひの約束やくそく あなたを見送みおくった駅えき
静しずかに白しろく輝かがやく

かすかに揺ゆれる 足下あしもとを照てらすあかり
胸むねのポケットには 生うまれたばかりのメロディー
離はなれていても あなたがわかる
きっと同おなじ空そら見上みあげて 歌うたってる

今いまわかったの こんなに愛あいしてる あなたを愛あいしてる それだけで
強つよくいられる 果はてしなく落おちる この雪ゆきのように 想おもいよ 降ふり注そそげ

コートの袖そでに しがみついた坂道さかみちを
あなたの知しらない ブーツで走はしり抜ぬけていく
ねえ見みせたいわ こんな私わたしを
あなたは強つよいはずだもの 歌うたってよ

聞きこえているわ 涙なみだが出でるのは 淋さびしいんじゃないの 愛いとしさが
こぼれ落おちたの 舞まい降おりた天使てんしの その白しろい魔法まほうで 奇跡きせきよ 降ふり積つもれ

耳みみをふさいでも流ながれてくるの 心こころをかき乱みだすラプソディー
星ほしを探さがしさまよう暗くらい夜よるには この歌うたを繰くり返かえすの
大丈夫だいじょうぶよどんなに寒さむくても 一人ひとりじゃないから

やがて来くる春はるよ 眩まぶしい光ひかりで 二人ふたりを どうか包つつんで
こんなに愛あいしてる あなたを愛あいしてる 届とどけて このラブソング