なんだって色いろを重かさねて
何なにの絵えだろうとよくて
誰だれに理解りかいを求もとめるものでもなく
彼かれはひたすらに絵えを
塗ぬり進すすめているけど
すこしだけ不安ふあんになるの
それはきっと入いり口ぐち
彼かれの世界せかいへの扉とびら
深ふかまれば見失みうしなってしまいそう
揺ゆさぶられるまま
音おとを放はなつように
さざ波なみが色いろを変かえながら
静しずかに余白よはくを染そめてゆく
彷徨さまようことに疲つかれた
宇宙うちゅうへの信号しんごうのように
抱だき締しめることもできなくて
ただ黙だまって見みつめてるけど
孤独こどくに彼かれが飽あきたら
寄より掛かかる夜空よぞらになるわ
いつだって暇ひまつぶしの
替かわりを探さがしている
緩ゆるんだ瞼まぶたはそう 仮かりの姿すがた
釘付くぎづけにされている
その引力いんりょくどうかしてる
抜ぬけ出だし方かた知しらない
彼かれの絵えの具ぐを借かりて
同おなじ筆ふでを使つかって
真似事まねごとをやってみたら解わかりそう
胸むねで熱あついものが脈みゃくを打うつ理由りゆうが
当あても無なく描えがき進すすめられた
虹にじもかすむその色彩しきさいに
どんな歌うたが似合にあうでしょう
探さがしながら此処ここにいたい
膨ふくらむ世界せかいの両腕りょううでに
しだいに身体からだを包つつまれて
優やさしく微笑ほほえむ彼かれと
指ゆびを組くんで佇たたずんでた
遠とおく滲にじむ星ほしの狭間はざま
なんだってnandatte色iroをwo重kasaねてnete
何naniのno絵eだろうとよくてdaroutoyokute
誰dareにni理解rikaiをwo求motoめるものでもなくmerumonodemonaku
彼kareはひたすらにhahitasurani絵eをwo
塗nuりri進susuめているけどmeteirukedo
すこしだけsukoshidake不安fuanになるのninaruno
それはきっとsorehakitto入iりri口guchi
彼kareのno世界sekaiへのheno扉tobira
深fukaまればmareba見失miushinaってしまいそうtteshimaisou
揺yuさぶられるままsaburarerumama
音otoをwo放hanaつようにtsuyouni
さざsaza波namiがga色iroをwo変kaえながらenagara
静shizuかにkani余白yohakuをwo染soめてゆくmeteyuku
彷徨samayoうことにukotoni疲tsukaれたreta
宇宙uchuuへのheno信号shingouのようにnoyouni
抱daきki締shiめることもできなくてmerukotomodekinakute
ただtada黙damaってtte見miつめてるけどtsumeterukedo
孤独kodokuにni彼kareがga飽aきたらkitara
寄yoりri掛kaかるkaru夜空yozoraになるわninaruwa
いつだってitsudatte暇himaつぶしのtsubushino
替kaわりをwariwo探sagaしているshiteiru
緩yuruんだnda瞼mabutaはそうhasou 仮kariのno姿sugata
釘付kugiduけにされているkenisareteiru
そのsono引力inryokuどうかしてるdoukashiteru
抜nuけke出daしshi方kata知shiらないranai
彼kareのno絵eのno具guをwo借kaりてrite
同onaじji筆fudeをwo使tsukaってtte
真似事manegotoをやってみたらwoyattemitara解wakaりそうrisou
胸muneでde熱atsuいものがimonoga脈myakuをwo打uつtsu理由riyuuがga
当aてもtemo無naくku描egaきki進susuめられたmerareta
虹nijiもかすむそのmokasumusono色彩shikisaiにni
どんなdonna歌utaがga似合niaうでしょうudesyou
探sagaしながらshinagara此処kokoにいたいniitai
膨fukuらむramu世界sekaiのno両腕ryouudeにni
しだいにshidaini身体karadaをwo包tsutsuまれてmarete
優yasaしくshiku微笑hohoeむmu彼kareとto
指yubiをwo組kuんでnde佇tatazuんでたndeta
遠tooくku滲nijiむmu星hoshiのno狭間hazama