僅わずかな塵ちりさえ見みつからぬ 惑まどい無なき目めで俺おれを覗のぞく
次つぎから次つぎへときりも無なく お前まえの心こころを欲ほっすばかり
さほど日毎ひごとに からかわれずに 風かぜも清きよしく手てを引ひいた
参まいろうか 肩かたを寄よせ 交かわそうか 言ことの葉はを
参まいろうか 傘かささして 入はいらんと 濡ぬれちまう
流ながれる季節きせつの いと憎にくし
結むすんで 直なおして ほころんだ
やがて春雨はるさめは降ふり出だした 夕空ゆうぞらはいつしか泣なき出だした
長ながく鮮あざやかな年月ねんげつが お前まえの心こころを埋うめ尽つくす
相あいも変かわらず 他愛たあいも無なく 投なげ遣やるならば動うごけずに
参まいろうか 肩かたを寄よせ 交かわそうか 言ことの葉はを
参まいろうか 傘かささして 入はいらんと 濡ぬれちまう
参まいろうか 肩かたを寄よせ 交かわそうか 言ことの葉はを
参まいろうか 傘かささして 入はいらんと 濡ぬれちまう
流ながれる季節きせつの いと憎にくし
結むすんで 直なおして ほころんだ
もうじき巳やむだろうか
僅wazuかなkana塵chiriさえsae見miつからぬtsukaranu 惑madoいi無naきki目meでde俺oreをwo覗nozoくku
次tsugiからkara次tsugiへときりもhetokirimo無naくku おo前maeのno心kokoroをwo欲hoxtuすばかりsubakari
さほどsahodo日毎higotoにni からかわれずにkarakawarezuni 風kazeもmo清kiyoしくshiku手teをwo引hiいたita
参maiろうかrouka 肩kataをwo寄yoせse 交kaわそうかwasouka 言kotoのno葉haをwo
参maiろうかrouka 傘kasaさしてsashite 入haiらんとranto 濡nuれちまうrechimau
流nagareるru季節kisetsuのno いとito憎nikuしshi
結musuんでnde 直naoしてshite ほころんだhokoronda
やがてyagate春雨harusameはha降fuりri出daしたshita 夕空yuuzoraはいつしかhaitsushika泣naきki出daしたshita
長nagaくku鮮azaやかなyakana年月nengetsuがga おo前maeのno心kokoroをwo埋uめme尽tsuくすkusu
相aiもmo変kaわらずwarazu 他愛taaiもmo無naくku 投naげge遣yaるならばrunaraba動ugoけずにkezuni
参maiろうかrouka 肩kataをwo寄yoせse 交kaわそうかwasouka 言kotoのno葉haをwo
参maiろうかrouka 傘kasaさしてsashite 入haiらんとranto 濡nuれちまうrechimau
参maiろうかrouka 肩kataをwo寄yoせse 交kaわそうかwasouka 言kotoのno葉haをwo
参maiろうかrouka 傘kasaさしてsashite 入haiらんとranto 濡nuれちまうrechimau
流nagareるru季節kisetsuのno いとito憎nikuしshi
結musuんでnde 直naoしてshite ほころんだhokoronda
もうじきmoujiki巳yaむだろうかmudarouka