存分ぞんぶんにぼんやり
とっくの昔むかしに
背せもたれにゆだねる
手掛てがけてる絵え空ぞらは
ひねられてひめられ
人知ひとしれずかさばる
はかなく空そら回まわる
何気なにげなく淡あわい
裁縫さいほう道具どうぐで開放かいほうを織おり込こむ
清書せいしょの途中とちゅうの原稿げんこうに取とり次つぐ
「取とり急いそぎ」とだけ配置はいち
文字もじで急いそいてみても
見慣みなれすぎた景色けしきが
日暮ひぐれても返事へんじが
天気てんきが
免疫めんえきが
任期にんきが
負まけん気きが
えっと
忘わすれてしまいそうな
存分ぞんぶんにぼんやり
とっくの昔むかしに
増ふえていく辞書じしょに沿そって
減へっていく緊張きんちょう
感傷かんしょうもともすれば
環境かんきょうにうながされ
呆あきれても無ないのに
あくびで開あけた口くちのおかげで
モノも言いえぬのが良よかったから
えっと
忘わすれてしまいたくなる
存分ぞんぶんにぼんやり
とっくの昔むかしに
忘わすれてしまったはずなのに
存分zonbunにぼんやりnibonyari
とっくのtokkuno昔mukashiにni
背seもたれにゆだねるmotareniyudaneru
手掛tegaけてるketeru絵e空zoraはha
ひねられてひめられhineraretehimerare
人知hitoshiれずかさばるrezukasabaru
はかなくhakanaku空sora回mawaるru
何気nanigeなくnaku淡awaいi
裁縫saihou道具douguでde開放kaihouをwo織oりri込koむmu
清書seisyoのno途中tochuuのno原稿genkouにni取toりri次tsuぐgu
「取toりri急isoぎgi」とだけtodake配置haichi
文字mojiでde急isoいてみてもitemitemo
見慣minaれすぎたresugita景色keshikiがga
日暮higuれてもretemo返事henjiがga
天気tenkiがga
免疫menekiがga
任期ninkiがga
負maけんken気kiがga
えっとetto
忘wasuれてしまいそうなreteshimaisouna
存分zonbunにぼんやりnibonyari
とっくのtokkuno昔mukashiにni
増fuえていくeteiku辞書jisyoにni沿soってtte
減heっていくtteiku緊張kinchou
感傷kansyouもともすればmotomosureba
環境kankyouにうながされniunagasare
呆akiれてもretemo無naいのにinoni
あくびでakubide開aけたketa口kuchiのおかげでnookagede
モノmonoもmo言iえぬのがenunoga良yoかったからkattakara
えっとetto
忘wasuれてしまいたくなるreteshimaitakunaru
存分zonbunにぼんやりnibonyari
とっくのtokkuno昔mukashiにni
忘wasuれてしまったはずなのにreteshimattahazunanoni