甘あまい時間じかんは過すぎ 余韻よいんが途切とぎれて
急きゅうな静しずけさが あたりを包つつみ込こんだ
魂たましいが リレーのように 次つぎから次つぎに移うつって
そのやせぎすの希望きぼうを 追おいかけてぬかるんでいた
君きみは君きみの 悦よろこびだけ それにひたすら溺おぼれた
口くちの中なかで すぐに溶とけてゆく火花ひばな またひとさじ 舐なめた
風かぜが振ふりまいた 痛いたみの砂鉄さてつを
絶たえず払はらいながら 道みち無なき道みちへ向むかう
その肌はだを 身代みがわりに むやみに興味きょうみを集あつめて
知しらぬ誰だれかの慰なぐさみの 足たしになりゃ報むくわれるかな
果はたして
後味あとあじは どれもが苦にがくて
悦よろこびを底そこから 掬すくって 集あつめて
君きみは君きみの 幸しあわせだけ それに全すべてを捧ささげた
口くちの中なかで すぐに消きえてゆく火花ひばな またひとさじ
君きみは君きみの悦よろこびだけ それにひたすら溺おぼれた
口くちの中なかで すぐに溶とけてゆく火花ひばな またひとさじ 舐なめた
甘amaいi時間jikanはha過suぎgi 余韻yoinがga途切togiれてrete
急kyuuなna静shizuけさがkesaga あたりをatariwo包tsutsuみmi込koんだnda
魂tamashiiがga リレrireーのようにnoyouni 次tsugiからkara次tsugiにni移utsuってtte
そのやせぎすのsonoyasegisuno希望kibouをwo 追oいかけてぬかるんでいたikaketenukarundeita
君kimiはha君kimiのno 悦yorokoびだけbidake それにひたすらsorenihitasura溺oboれたreta
口kuchiのno中nakaでde すぐにsuguni溶toけてゆくketeyuku火花hibana またひとさじmatahitosaji 舐naめたmeta
風kazeがga振fuりまいたrimaita 痛itaみのmino砂鉄satetsuをwo
絶taえずezu払haraいながらinagara 道michi無naきki道michiへhe向muかうkau
そのsono肌hadaをwo 身代migaわりにwarini むやみにmuyamini興味kyoumiをwo集atsuめてmete
知shiらぬranu誰dareかのkano慰nagusaみのmino 足taしになりゃshininarya報mukuわれるかなwarerukana
果haたしてtashite
後味atoajiはha どれもがdoremoga苦nigaくてkute
悦yorokoびをbiwo底sokoからkara 掬sukuってtte 集atsuめてmete
君kimiはha君kimiのno 幸shiawaせだけsedake それにsoreni全subeてをtewo捧sasaげたgeta
口kuchiのno中nakaでde すぐにsuguni消kiえてゆくeteyuku火花hibana またひとさじmatahitosaji
君kimiはha君kimiのno悦yorokoびだけbidake それにひたすらsorenihitasura溺oboれたreta
口kuchiのno中nakaでde すぐにsuguni溶toけてゆくketeyuku火花hibana またひとさじmatahitosaji 舐naめたmeta