どうせ死しぬときゃ 裸はだかじゃないか
あれも夢ゆめなら これも夢ゆめ
愚ぐ癖ぐせはいうまい 玄海げんかいそだち
男命みことを 情じょうにかけて
たたく太鼓たいこの 暴あばれ打うち
酒さけと喧嘩けんかは あとへはひかぬ
意地いじと度胸どきょうの 勇いさみ駒こま
惚ほれちゃならない 義理ぎりあるひとに
知しって照てらすか 片割かたわれ月づきに
男泣おとこなきする 松五郎まつごろう
櫓太鼓やぐらだいこの 灯あかしがゆれて
揃そろい浴衣ゆかたの 夏なつがゆく
ばちのさばきは 人ひとには負まけぬ
なんでさばけぬ 男おとこの心こころ
小倉おぐら名代みょうだいは 無法松むほうまつ
どうせdouse死shiぬときゃnutokya 裸hadakaじゃないかjanaika
あれもaremo夢yumeならnara これもkoremo夢yume
愚gu癖guseはいうまいhaiumai 玄海genkaiそだちsodachi
男命mikotoをwo 情jouにかけてnikakete
たたくtataku太鼓taikoのno 暴abaれre打uちchi
酒sakeとto喧嘩kenkaはha あとへはひかぬatohehahikanu
意地ijiとto度胸dokyouのno 勇isaみmi駒koma
惚hoれちゃならないrechanaranai 義理giriあるひとにaruhitoni
知shiってtte照teらすかrasuka 片割katawaれre月dukiにni
男泣otokonaきするkisuru 松五郎matsugorou
櫓太鼓yaguradaikoのno 灯akashiがゆれてgayurete
揃soroいi浴衣yukataのno 夏natsuがゆくgayuku
ばちのさばきはbachinosabakiha 人hitoにはniha負maけぬkenu
なんでさばけぬnandesabakenu 男otokoのno心kokoro
小倉ogura名代myoudaiはha 無法松muhoumatsu