よく来きてくれたな 南部なんぶの故郷くにへ
こんな雪ゆきん子こ 散ちらつく頃ころに
炉端ろばたかこんで 牛追うしおい唄うたを
聞きけばしみじみ 夜よるがふける
人情にんじょうぬくもり 里さとの秋あき
ぐい呑のみかわして 南部なんぶの訛なまり
可愛かわいい姉あねっこの お酌しゃくもよかろ
やがて墨絵すみえの 景色けしきになって
凍こおりついたら 小しょう半年はんとし
あの山やまこの町まち 夢ゆめん中なか
春はるには雪解ゆきどけ 北上川きたかみがわの
瀬音せおとはやせば 桜さくらを咲さかす
錦にしきかざりも 欲ほしがらないが
人ひとは寄より添そい 水みずいらず
田舎いなかの暮くらしが いいところ
よくyoku来kiてくれたなtekuretana 南部nanbuのno故郷kuniへhe
こんなkonna雪yukiんn子ko 散chiらつくratsuku頃koroにni
炉端robataかこんでkakonde 牛追ushioいi唄utaをwo
聞kiけばしみじみkebashimijimi 夜yoruがふけるgafukeru
人情ninjouぬくもりnukumori 里satoのno秋aki
ぐいgui呑noみかわしてmikawashite 南部nanbuのno訛namaりri
可愛kawaiいi姉aneっこのkkono おo酌syakuもよかろmoyokaro
やがてyagate墨絵sumieのno 景色keshikiになってninatte
凍kooりついたらritsuitara 小syou半年hantoshi
あのano山yamaこのkono町machi 夢yumeんn中naka
春haruにはniha雪解yukidoけke 北上川kitakamigawaのno
瀬音seotoはやせばhayaseba 桜sakuraをwo咲saかすkasu
錦nishikiかざりもkazarimo 欲hoしがらないがshigaranaiga
人hitoはha寄yoりri添soいi 水mizuいらずirazu
田舎inakaのno暮kuらしがrashiga いいところiitokoro