流ながれの旅たびで めぐり逢あう
昔むかしの女おんなの 懐なつかしさ
潮しおの香かおりの ただよう町まちで
真珠しんじゅのように 光ひかっていても
ユキ ユキ やせたな ユキ
二ふたつもあった えくぼは一ひとつ どこへいったのさ
別わかれた俺おれを 悪わるく言いう
ひとには横よこを 向むくという
そんな噂うわさを きいてたけれど
三十路みそじの春はるを 泪なみだと暮くらす
ユキ ユキ 止よしなよ ユキ
おもいですてて 明日あしたの街まちの 花はなと咲さきなよ
しあわせかいと たずねたら
うなずきながら 泣ないていた
汽車きしゃを追おいかけ 手てをふりながら
何なにかを俺おれに 告つげてた瞳ひとみ
ユキ ユキ 好すきだよ ユキ
おまえの頬ほおに えくぼを二ふたつ つけてあげたいよ
流nagaれのreno旅tabiでde めぐりmeguri逢aうu
昔mukashiのno女onnaのno 懐natsuかしさkashisa
潮shioのno香kaoりのrino ただようtadayou町machiでde
真珠shinjuのようにnoyouni 光hikaっていてもtteitemo
ユキyuki ユキyuki やせたなyasetana ユキyuki
二futaつもあったtsumoatta えくぼはekuboha一hitoつtsu どこへいったのさdokoheittanosa
別wakaれたreta俺oreをwo 悪waruくku言iうu
ひとにはhitoniha横yokoをwo 向muくというkutoiu
そんなsonna噂uwasaをwo きいてたけれどkiitetakeredo
三十路misojiのno春haruをwo 泪namidaとto暮kuらすrasu
ユキyuki ユキyuki 止yoしなよshinayo ユキyuki
おもいですててomoidesutete 明日ashitaのno街machiのno 花hanaとto咲saきなよkinayo
しあわせかいとshiawasekaito たずねたらtazunetara
うなずきながらunazukinagara 泣naいていたiteita
汽車kisyaをwo追oいかけikake 手teをふりながらwofurinagara
何naniかをkawo俺oreにni 告tsuげてたgeteta瞳hitomi
ユキyuki ユキyuki 好suきだよkidayo ユキyuki
おまえのomaeno頬hooにni えくぼをekubowo二futaつtsu つけてあげたいよtsuketeagetaiyo