気まぐれのように揺れる世界から 歌詞 モーモールルギャバン ふりがな付

俺おれは唄うたう この手てに握にぎる全すべてを

何なにも確たしかな事ことなんてこの世よには有あり得えないって
泥どろまみれ這はいつくばって見上みあげた満天まんてんの星空ほしぞら
大切たいせつにしていたあの記憶きおくさえももう色褪いろあせた
ただ一ひとつ生々なまなましくて愛いとしいのはありがちな台詞せりふ

逃にげるように旅たびに出でよう 今いまは何なにも考かんがえずにただ
こぼれ落おちる戯ざれ言ごとだらけの空虚くうきょなる魂たましいを今いま破やぶってしまえ

素知そしらぬ顔かおして今日きょうもこの星ほしは俺おれに無関心むかんしん
相変あいかわらず俺おれもフラフラ 意味いみ不明ふめいな正義せいぎ振ふりかざして

傷きずだらけの両手りょうてに掴つかんだのは蜃気楼しんきろうのような影かげ
嘆なげくように仰あおぎ見みる無限むげんの空そらを壊こわすほど罵ののしるけど 嗚呼ああ

全すべての慈愛じあいを今いまここで唄うたう
果はてしなく続つづくこの道みちを一人ひとり
動うごき出だす鼓動こどうが張はり裂さけるほどに
遠とおく遠とおくまで永遠えいえんを叫さけぶ
気きまぐれのように揺ゆれる世界せかいを抱いだいて ただ ただ ただ ただ