埴生の宿 歌詞
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玉たまの装よそおい うらやまじ
のどかなりや 春はるの空そら
花はなはあるじ 鳥とりは友とも
おお わが宿やどよ
たのしとも たのもしや
書ふみ読よむ窓まども わが窓まど
るりの床ゆかも うらやまじ
きよらなりや 秋あきの夜半よわ
月つきはあるじ 虫むしは友とも
おお わが窓まどよ
たのしとも たのもしや
馬骨
2022/11/27 05:08
埴生の宿(Home Sweet Home)は1823年(文政6年)初演のオペラ「ミラノの乙女(Clai, Maid of Mijan」の中で唄われて歌を、里見義が作詞したものである・・埴生の宿というのは土壁の破れ屋を指し、そんな我が家でも豪華な玉の装いの家を羨むことはない・・のどかなりや春の空、花はあるじ鳥は友・・文読む窓の家もどうということはない、我が家の窓など秋に成れば清らかな秋の夜半月はあるじ、虫は友・・幸せの在り処それが埴生の宿だと言っている・・