浜千鳥 歌詞
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親おやをさがして 鳴なく鳥とりが
波なみの国くにから 生うまれ出でる
ぬれた翼つばさの 銀ぎんのいろ
夜よる鳴なく鳥とりの かなしさは
親おやをたずねて 海うみこえて
月夜つきよの国くにへ 消きえてゆく
銀ぎんの翼つばさの 浜千鳥はまちどり
馬骨
2022/11/27 05:31
鹿島鳴秋作詞、弘田龍太郎作曲1920年(大正9年)発表の名曲中の名曲である・・鳴秋が友人を新潟県柏崎に尋ね、浦浜から番神海岸を散歩中にヒントを得て作った作とされている・・私も海岸を散歩したことはあるが、鳴秋のように・・青い月夜の浜辺には、親を訪ねて鳴く鳥が、波の国から生まれ出る、濡れた翼の銀の色・・などという詩は生まれない、あゝ気持ちいい、で終わりである・・詩人の感性は嘘でしょう(波の国から生まれ出る)と言うほど鋭い・・