酔よってくだまく 父ととさの声こえを
逃にげて飛とび出だしゃ 吹雪ふぶきの夜道よみち
つらい気持きもちは わかっちゃいるが
俺おいらばかりに あゝああ なぜあたる
こんなときには 母かかさが恋こいし
なんで俺おれらを 残のこして死しんだ
呼よんでみたって ちぎれて消きえる
星ほしのかけらも あゝああ 見みえぬ空そら
徳利とくりかこった 凍しばれる指ゆびに
岩手いわておろしが じんじとしみる
たったふたりの 親子おやこであれば
涙なみだぬぐって あゝああ もどる道みち
酔yoってくだまくttekudamaku 父totoさのsano声koeをwo
逃niげてgete飛toびbi出daしゃsya 吹雪fubukiのno夜道yomichi
つらいtsurai気持kimochiはha わかっちゃいるがwakatchairuga
俺oiらばかりにrabakarini あゝaa なぜあたるnazeataru
こんなときにはkonnatokiniha 母kakaさがsaga恋koiしshi
なんでnande俺oreらをrawo 残nokoしてshite死shiんだnda
呼yoんでみたってndemitatte ちぎれてchigirete消kiえるeru
星hoshiのかけらもnokakeramo あゝaa 見miえぬenu空sora
徳利tokuriかこったkakotta 凍shibaれるreru指yubiにni
岩手iwateおろしがoroshiga じんじとしみるjinjitoshimiru
たったふたりのtattafutarino 親子oyakoであればdeareba
涙namidaぬぐってnugutte あゝaa もどるmodoru道michi