曲まがりくねった 山坂やまざかを
足あしを踏ふみしめ 登のぼる人ひと
一いちか八ばちかの 勝負しょうぶの橋はしを
先さきを急いそいで 渡わたる人ひと
どちらでもいい 皆みんなそれぞれと
峠とうげは静しずかに 見守みまもるばかり
肩かたの荷物にもつが 重おもすぎて
誰だれが捨すてたか 忘わすれたか
夢ゆめの破片かけらが お地蔵じぞうさんの
ひざで泣ないてる 途みち半なかば
来くるを拒こばまず 戻もどるを止とめず
峠とうげは黙だまって ほほ笑えむばかり
だれに教おそわる ものじゃない
人ひとの生いき方かた 歩あゆみ方かた
たどり着ついたる その頂いただきは
続つづく試練しれんの 一里塚いちりづか
うしろ姿すがたを 声こえなき声こえで
峠とうげは優やさしく 見送みおくるばかり
曲magaりくねったrikunetta 山坂yamazakaをwo
足ashiをwo踏fuみしめmishime 登noboるru人hito
一ichiかka八bachiかのkano 勝負syoubuのno橋hashiをwo
先sakiをwo急isoいでide 渡wataるru人hito
どちらでもいいdochirademoii 皆minnaそれぞれとsorezoreto
峠tougeはha静shizuかにkani 見守mimamoるばかりrubakari
肩kataのno荷物nimotsuがga 重omoすぎてsugite
誰dareがga捨suてたかtetaka 忘wasuれたかretaka
夢yumeのno破片kakeraがga おo地蔵jizouさんのsanno
ひざでhizade泣naいてるiteru 途michi半nakaばba
来kuるをruwo拒kobaまずmazu 戻modoるをruwo止toめずmezu
峠tougeはha黙damaってtte ほほhoho笑eむばかりmubakari
だれにdareni教osoわるwaru ものじゃないmonojanai
人hitoのno生iきki方kata 歩ayuみmi方kata
たどりtadori着tsuいたるitaru そのsono頂itadakiはha
続tsuduくku試練shirenのno 一里塚ichiriduka
うしろushiro姿sugataをwo 声koeなきnaki声koeでde
峠tougeはha優yasaしくshiku 見送miokuるばかりrubakari