北国きたぐにへあてて遅おそい春はるが
速達そくたつを出だすらしい
インフレの街まちを後あとにして
絵えの具ぐ箱はこひろげに
私わたしの心こころの風かぜ いつもの風かぜ
どこかの軒先のきさきぬけて
はるかな岬みさきへ旅立たびだつのよ
ただこの私わたしは残のこるの
ただ窓辺まどべにいるだけ
陽ひだまりが今日きょうも馴なれた指ゆびで
花時計はなどけいまわしてる
目めにあまるようなふしあわせ
さしあたりないのに
私わたしのむなしい胸むね ただよう胸むね
小舟こぶねの帆ほをあげながら
別わかれのワルツを今いま聞きいているの
ただこの私わたしは残のこるの
ただ窓辺まどべにいるだけ
いつこの私わたしは行いけるのかしら
いつこの私わたしは行いけるのかしら
いつこの私わたしは行いけるのかしら
北国kitaguniへあててheatete遅osoいi春haruがga
速達sokutatsuをwo出daすらしいsurashii
インフレinfureのno街machiをwo後atoにしてnishite
絵eのno具gu箱hakoひろげにhirogeni
私watashiのno心kokoroのno風kaze いつものitsumono風kaze
どこかのdokokano軒先nokisakiぬけてnukete
はるかなharukana岬misakiへhe旅立tabidaつのよtsunoyo
ただこのtadakono私watashiはha残nokoるのruno
ただtada窓辺madobeにいるだけniirudake
陽hiだまりがdamariga今日kyouもmo馴naれたreta指yubiでde
花時計hanadokeiまわしてるmawashiteru
目meにあまるようなふしあわせniamaruyounafushiawase
さしあたりないのにsashiatarinainoni
私watashiのむなしいnomunashii胸mune ただようtadayou胸mune
小舟kobuneのno帆hoをあげながらwoagenagara
別wakaれのrenoワルツwarutsuをwo今ima聞kiいているのiteiruno
ただこのtadakono私watashiはha残nokoるのruno
ただtada窓辺madobeにいるだけniirudake
いつこのitsukono私watashiはha行iけるのかしらkerunokashira
いつこのitsukono私watashiはha行iけるのかしらkerunokashira
いつこのitsukono私watashiはha行iけるのかしらkerunokashira