青あおざめた水面みなもに映うつる月つきが
朧気おぼろげに揺蕩たゆたい乍ながら
浮雲うきぐもの如ごとき空蝉うつせみの身みは
漫そぞろはし想おもいを手て操あやつる
彼方かなたに目掛めがけた 虚うつろな詞ことばに
灰はいと塵ちりを浮うかべて
無明むみょうの明日あすへと 遍あまねく全すべてを
抱だき締しめて 舞まい上あがる
風かぜよ 空そらよ
未いまだ見みぬ異郷いきょうに聳そびえる彼かの闇やみを
突つき抜ぬけて行いけ
彼方かなたに目掛めがけた 虚うつろな詞ことばに
灰はいと塵ちりを浮うかべて
無明むみょうの明日あすへと 遍あまねく全すべてを
抱だき締しめて 舞まい上あがる
風かぜよ 空そらよ
未いまだ見みぬ異郷いきょうに聳そびえる彼かれの闇やみを
突つき抜ぬけて行いけ
雨あめよ 雲くもよ
何時なんじの日ひか此処ここで朽くち果はて消きえゆるとも
躊躇ためらいはせぬと
青aoざめたzameta水面minamoにni映utsuるru月tsukiがga
朧気oborogeにni揺蕩tayutaいi乍nagaらra
浮雲ukigumoのno如gotoきki空蝉utsusemiのno身miはha
漫sozoろはしrohashi想omoいをiwo手te操ayatsuるru
彼方kanataにni目掛megaけたketa 虚utsuろなrona詞kotobaにni
灰haiとto塵chiriをwo浮uかべてkabete
無明mumyouのno明日asuへとheto 遍amaneくku全subeてをtewo
抱daきki締shiめてmete 舞maいi上aがるgaru
風kazeよyo 空soraよyo
未imaだda見miぬnu異郷ikyouにni聳sobiえるeru彼kaのno闇yamiをwo
突tsuきki抜nuけてkete行iけke
彼方kanataにni目掛megaけたketa 虚utsuろなrona詞kotobaにni
灰haiとto塵chiriをwo浮uかべてkabete
無明mumyouのno明日asuへとheto 遍amaneくku全subeてをtewo
抱daきki締shiめてmete 舞maいi上aがるgaru
風kazeよyo 空soraよyo
未imaだda見miぬnu異郷ikyouにni聳sobiえるeru彼kareのno闇yamiをwo
突tsuきki抜nuけてkete行iけke
雨ameよyo 雲kumoよyo
何時nanjiのno日hiかka此処kokoでde朽kuちchi果haてte消kiえゆるともeyurutomo
躊躇tameraいはせぬとihasenuto