時ときを穿うがつ鼓動こどう
遠とおく滲にじむ景色けしき
雨あめは落おちて世界せかいを溶とかした
置おき去さられた私わたしの声こえ
部屋へやの奥おくに籠こもる
カレンダーと時計とけい
明日あしたは朽くちた、昨日きのうは途切とぎれた
置おき忘わすれた私わたしの声こえ
記憶きおくから零こぼれた
想おもい出でを集あつめて
閉とじ込こめた歪いびつな
写真しゃしんだけ遺のこしたの
井戸いどの底そこに溜たまる
サヨウナラとイデア
色褪いろあせた写真しゃしんの
揮発きはつした色彩しきさい
溶とけ出だした空気くうきが
雨音あまおとに霞かすんでた
時tokiをwo穿ugaつtsu鼓動kodou
遠tooくku滲nijiむmu景色keshiki
雨ameはha落oちてchite世界sekaiをwo溶toかしたkashita
置oきki去saられたrareta私watashiのno声koe
部屋heyaのno奥okuにni籠koもるmoru
カレンダkarendaーとto時計tokei
明日ashitaはha朽kuちたchita、昨日kinouはha途切togiれたreta
置oきki忘wasuれたreta私watashiのno声koe
記憶kiokuからkara零koboれたreta
想omoいi出deをwo集atsuめてmete
閉toじji込koめたmeta歪ibitsuなna
写真syashinだけdake遺nokoしたのshitano
井戸idoのno底sokoにni溜taまるmaru
サヨウナラsayounaraとtoイデアidea
色褪iroaせたseta写真syashinのno
揮発kihatsuしたshita色彩shikisai
溶toけke出daしたshita空気kuukiがga
雨音amaotoにni霞kasuんでたndeta