白詰草のブーケ 歌詞 矢井田瞳 ふりがな付

強引ごういんなその手てで 導みちびいた 未来みらいへ連つれてって
留とまる物ものなどこの世よにない 学まなんでしまったけれど

「変かわらないよ」と言いって欲ほしい
「勝まさるものなどないんだよ」と

ありふれた日常にちじょうを 記念日きねんびにしよう
きちんと伝つたえよう
傷きずついたプライドも踏ふみ台だいにしよう
あなたと探さがしたい 次つぎの一歩いっぽを

二人ふたりの意思いしを超こえて 廻まわる人生じんせい
"現在げんざい"がいつでも"過去かこ"より 美うつくしいように
創つくっていく 例たとえ凸凹でこぼこでも

「愛あいされてる」と 自惚うぬぼれさせて
白詰草しろつめくさのブーケをちょうだい

ありふれた日常にちじょうを記念日きねんびにしよう
毎日まいにち伝つたえよう
降ふりかかった苦にがい雨あめも
優やさしい声こえで
誰だれも責せめないで 語かたれたら

南風みなみかぜが奪うばった帽子ぼうしは 空そらに舞まい
虹にじと重かさなり合あう場所ばしょで止とまった
その景色けしきをそっと 焼やき付つけた

産うまれたまま生いき抜ぬいて それ以上いじょうはないよ 穏おだやかがいいよ
気きまぐれな 涙なみだだって いつかは枯かれる
救すくいあえたなら 味あじわおうよ