夜よるが冷つめたい 心こころが寒さむい
渡わたり鳥どりかよ 俺おれらの旅たびは
風かぜの間まに間まに 吹ふきさらし
風かぜが変かわれば 俺等おいらも変かわる
仁義じんぎ双六すごろく 丁半ちょうはんかけて
渡わたるやくざの たよりなさ
亭主ていしゅ持もつなら 堅気かたぎをおもち
とかくやくざは 苦労くろうの種たねよ
恋こいも人情にんじょうも 旅たびの空そら
情なさけないぞえ 道中どうちゅう時雨しぐれ
どうせ降ふるなら あの娘この宿やどで
降ふっておくれよ しんみりと
夜yoruがga冷tsumeたいtai 心kokoroがga寒samuいi
渡wataりri鳥doriかよkayo 俺oreらのrano旅tabiはha
風kazeのno間maにni間maにni 吹fuきさらしkisarashi
風kazeがga変kawaればreba 俺等oiraもmo変kawaるru
仁義jingi双六sugoroku 丁半chouhanかけてkakete
渡wataるやくざのruyakuzano たよりなさtayorinasa
亭主teisyu持moつならtsunara 堅気katagiをおもちwoomochi
とかくやくざはtokakuyakuzaha 苦労kurouのno種taneよyo
恋koiもmo人情ninjouもmo 旅tabiのno空sora
情nasakeないぞえnaizoe 道中douchuu時雨shigure
どうせdouse降fuるならrunara あのano娘koのno宿yadoでde
降fuっておくれよtteokureyo しんみりとshinmirito