雨あめのしずくに 耐たえ切きれなくて
ホロリこぼれた 一輪いちりんは
未練みれん涙なみだを 湯ゆけむりの
向むこうに流ながす 紅椿べにつばき
ああ 湯ゆの宿やどに 雨あめが降ふる
あなたの肩かたが 私わたしの袖そでが
濡ぬれて切せつない 春はるしぐれ
別わかれたくない 湯ゆけむりの
向むこうに心こころが 乱みだれます
ああ 湯ゆの宿やどに 雨あめが降ふる
流ながれ流ながれて 湯ゆの町まちぐらし
いつか私わたしも 伊豆いずの花はな
笑顔えがお咲さかせば 湯ゆけむりの
向むこうに明日あすが 見みえますか
ああ 湯ゆの宿やどに 雨あめが降ふる
雨ameのしずくにnoshizukuni 耐taえe切kiれなくてrenakute
ホロリhororiこぼれたkoboreta 一輪ichirinはha
未練miren涙namidaをwo 湯yuけむりのkemurino
向muこうにkouni流nagaすsu 紅椿benitsubaki
ああaa 湯yuのno宿yadoにni 雨ameがga降fuるru
あなたのanatano肩kataがga 私watashiのno袖sodeがga
濡nuれてrete切setsuないnai 春haruしぐれshigure
別wakaれたくないretakunai 湯yuけむりのkemurino
向muこうにkouni心kokoroがga 乱midaれますremasu
ああaa 湯yuのno宿yadoにni 雨ameがga降fuるru
流nagaれre流nagaれてrete 湯yuのno町machiぐらしgurashi
いつかitsuka私watashiもmo 伊豆izuのno花hana
笑顔egao咲saかせばkaseba 湯yuけむりのkemurino
向muこうにkouni明日asuがga 見miえますかemasuka
ああaa 湯yuのno宿yadoにni 雨ameがga降fuるru