月つきの畦道あぜみちを走はしりぬけて
もいちど河原かわらをめざす
虫むしかごの中なか ホタルたちを
しばらくひとり見みていた
会あいたいよと鳴なくその代かわり
儚はかないけれど光ひかるもの
開あけ放はなつ扉とびらから
いくつも
群青ぐんじょうの空そらに舞まう
蛍草つゆくさ照てらして
あなたの不在ふざいに慣なれてゆくよ
それでも夏なつは在あるよ
あの涙なみだが今いまのわたし
この場所ばしょまで連つれてきた
悲かなしみを少すこしずつ
ほどいて
遠とおくまで飛とんでゆけ
蛍草つゆくさの夜よるに
開あけ放はなつ扉とびらから
いくつも
群青ぐんじょうの空そらに舞まう
蛍草つゆくさ照てらして
悲かなしみを少すこしずつ
ほどいて
遠とおくまで飛とんでゆけ
蛍草つゆくさの夜よるに
開あけ放はなつ扉とびらから
いくつも
群青ぐんじょうの空そらに舞まう
蛍草つゆくさ照てらして
月tsukiのno畦道azemichiをwo走hashiりぬけてrinukete
もいちどmoichido河原kawaraをめざすwomezasu
虫mushiかごのkagono中naka ホタルhotaruたちをtachiwo
しばらくひとりshibarakuhitori見miていたteita
会aいたいよとitaiyoto鳴naくそのkusono代kaわりwari
儚hakanaいけれどikeredo光hikaるものrumono
開aけke放hanaつtsu扉tobiraからkara
いくつもikutsumo
群青gunjouのno空soraにni舞maうu
蛍草tsuyukusa照teらしてrashite
あなたのanatano不在fuzaiにni慣naれてゆくよreteyukuyo
それでもsoredemo夏natsuはha在aるよruyo
あのano涙namidaがga今imaのわたしnowatashi
このkono場所basyoまでmade連tsuれてきたretekita
悲kanaしみをshimiwo少sukoしずつshizutsu
ほどいてhodoite
遠tooくまでkumade飛toんでゆけndeyuke
蛍草tsuyukusaのno夜yoruにni
開aけke放hanaつtsu扉tobiraからkara
いくつもikutsumo
群青gunjouのno空soraにni舞maうu
蛍草tsuyukusa照teらしてrashite
悲kanaしみをshimiwo少sukoしずつshizutsu
ほどいてhodoite
遠tooくまでkumade飛toんでゆけndeyuke
蛍草tsuyukusaのno夜yoruにni
開aけke放hanaつtsu扉tobiraからkara
いくつもikutsumo
群青gunjouのno空soraにni舞maうu
蛍草tsuyukusa照teらしてrashite