時ときは乾かわく砂すなのよう
こぼれ落おちてゆくの
月つきは闇やみの彼方かなたに
ぽつん取とり残のこされ
幾度いくど 数かぞえたら
幾夜いくよ 越こえたなら
今日きょうが終おわるのだろう?
時ときを告つげる小鳥ことりは
今日きょうも窓辺まどべに来こない
花はなは口くちを閉とざして
静寂しじま深ふかめてゆくの
幾度いくど 数かぞえたら
幾世いくよ 越こえたなら
明日あしたが訪おとずれるだろう?
いばらの砦とりでが囲かこむこの世よ界かい
秘ひめてた孤独こどくが雪ゆきのよう降ふり積つもる
一いち万年まんねんの眠ねむりから醒さめた時とき
愛いとしいあなたが
わたしを見みつけて
愛あいして
時ときは乾かわく砂すなのよう
こぼれ落おちてゆくの
月つきは闇やみの彼方かなたに
光ひかりを見みつけるでしょう
それは遥はるか創世そうせいの
昔々むかしむかしのお話はなし
時tokiはha乾kawaくku砂sunaのようnoyou
こぼれkobore落oちてゆくのchiteyukuno
月tsukiはha闇yamiのno彼方kanataにni
ぽつんpotsun取toりri残nokoされsare
幾度ikudo 数kazoえたらetara
幾夜ikuyo 越koえたならetanara
今日kyouがga終oわるのだろうwarunodarou?
時tokiをwo告tsuげるgeru小鳥kotoriはha
今日kyouもmo窓辺madobeにni来koないnai
花hanaはha口kuchiをwo閉toざしてzashite
静寂shijima深fukaめてゆくのmeteyukuno
幾度ikudo 数kazoえたらetara
幾世ikuyo 越koえたならetanara
明日ashitaがga訪otozuれるだろうrerudarou?
いばらのibarano砦torideがga囲kakoむこのmukono世yo界kai
秘hiめてたmeteta孤独kodokuがga雪yukiのようnoyou降fuりri積tsuもるmoru
一ichi万年mannenのno眠nemuりからrikara醒saめたmeta時toki
愛itoしいあなたがshiianataga
わたしをwatashiwo見miつけてtsukete
愛aiしてshite
時tokiはha乾kawaくku砂sunaのようnoyou
こぼれkobore落oちてゆくのchiteyukuno
月tsukiはha闇yamiのno彼方kanataにni
光hikariをwo見miつけるでしょうtsukerudesyou
それはsoreha遥haruかka創世souseiのno
昔々mukashimukashiのおnoo話hanashi