風かぜは秋風あきかぜ 焼やけた背中せなかに
優やさしい 歌うたのよう
羽根はねは瑠璃色るりいろ 鳥とりが旅立たびだつ
陽射ひざしを 追おいかけて
こんな晴はれた日ひに 誰だれかを想おもう
淋さびしい人ひとになりたい
丸まるいこの星ほしで 道みちの途中とちゅうで
日ひの暮くれ時ときを待まってる
空そらがあんまり 透すき通とおるから
君きみの言葉ことばも 思おもい出だせなくなるよ
花はなは雛菊ひなぎく 土つちに抱だかれて
静しずかに 幸しあわせに
こんな晴はれた日ひに 何処どこか知しらない
窓辺まどべにたどり着つきたい
肩かたを追おい越こして 季節ときが逃にげてく
心こころにかけら残のこして
君きみがあんまり 透すき通とおるから
腕うでに触ふれても 涙なみだが出でなくなるよ
…だから
風kazeはha秋風akikaze 焼yaけたketa背中senakaにni
優yasaしいshii 歌utaのようnoyou
羽根haneはha瑠璃色ruriiro 鳥toriがga旅立tabidaつtsu
陽射hizaしをshiwo 追oいかけてikakete
こんなkonna晴haれたreta日hiにni 誰dareかをkawo想omoうu
淋sabiしいshii人hitoになりたいninaritai
丸maruいこのikono星hoshiでde 道michiのno途中tochuuでde
日hiのno暮kuれre時tokiをwo待maってるtteru
空soraがあんまりgaanmari 透suきki通tooるからrukara
君kimiのno言葉kotobaもmo 思omoいi出daせなくなるよsenakunaruyo
花hanaはha雛菊hinagiku 土tsuchiにni抱daかれてkarete
静shizuかにkani 幸shiawaせにseni
こんなkonna晴haれたreta日hiにni 何処dokoかka知shiらないranai
窓辺madobeにたどりnitadori着tsuきたいkitai
肩kataをwo追oいi越koしてshite 季節tokiがga逃niげてくgeteku
心kokoroにかけらnikakera残nokoしてshite
君kimiがあんまりgaanmari 透suきki通tooるからrukara
腕udeにni触fuれてもretemo 涙namidaがga出deなくなるよnakunaruyo
…だからdakara