箸はしの袋ふくろに 好すきだよと
書かいて私わたしに くれたひと
天城あまぎ十二里じゅうにり 七滝ななだる越こえて
逢あいに来きたひと もういない
愛あいは涙なみだの 雨あめの花はな
苦労くろうしたねと この肩かたを
そっと優やさしく 抱だいたひと
情なさけ濃こい目めに 灯あかりを点ともし
あなた今夜こんやも しのび酒ざけ
夢ゆめははかない 雨あめの花はな
壁かべの暦こよみに 逢あえる日ひを
書かいて待まってた 遠とおい日々ひび
伊豆いずは湯ゆの町まち あじさい時雨しぐれ
恋こいはいつでも 遠とおまわり
わたし涙なみだの 雨あめの花はな
箸hashiのno袋fukuroにni 好suきだよとkidayoto
書kaいてite私watashiにni くれたひとkuretahito
天城amagi十二里juuniri 七滝nanadaru越koえてete
逢aいにini来kiたひとtahito もういないmouinai
愛aiはha涙namidaのno 雨ameのno花hana
苦労kurouしたねとshitaneto このkono肩kataをwo
そっとsotto優yasaしくshiku 抱daいたひとitahito
情nasaけke濃koいi目meにni 灯akaりをriwo点tomoしshi
あなたanata今夜konyaもmo しのびshinobi酒zake
夢yumeははかないhahakanai 雨ameのno花hana
壁kabeのno暦koyomiにni 逢aえるeru日hiをwo
書kaいてite待maってたtteta 遠tooいi日々hibi
伊豆izuはha湯yuのno町machi あじさいajisai時雨shigure
恋koiはいつでもhaitsudemo 遠tooまわりmawari
わたしwatashi涙namidaのno 雨ameのno花hana