二人の陽炎 歌詞 原田知世 ふりがな付

まぶしい 空そらの青あおさに誘さそわれて
二人ふたりは 夏なつを探さがしに旅たびに出でた

陽ひに焼やけるのは 好すきじゃないけど
古ふるいワーゲン 幌ほろを外はずせば
まるで海うみをすべるディンギー Woo Woo

陽炎かげろう 揺ゆれる 道みちの向むこうに
二人ふたりの夏なつが 微笑ほほえむ

見慣みなれた 海うみの景色けしきもこんな日ひは
不思議ふしぎに 色鮮いろあざやかによみがえる

古ふるいホテルを通とおり越こしたら
トンネルごしに渚なぎさが見みえる
あんまりスピード出ださないで Woo Woo

漂ただようように 走はしりたいから
二人ふたりは夏なつの 旅人たびびと

ハンドルを握にぎる横顔よこがおが
意外いがいに 男おとこらしくて
見直みなおしてるけど 言いわないわ
遠とおくを見みてるふりした

カモメの群むれと 潮しおの香かおりが
短みじかい旅たびの ガイドね

だんだん海うみが(素敵すてきに) 輝かがやいてくる(自由じゆうな)
二人ふたりは夏なつの 旅人たびびと
だんだん好すきに(優やさしく) なるのがわかる(輝かがやく)
二人ふたりは夏なつの 恋人こいびと