君の名前の風が吹く 歌詞 いとうかなこ オルタンシア・サーガ-蒼の騎士団- OP ふりがな付

永ながい幻まぼろしに誘いざなわれたら
君きみの真実しんじつが始はじまる

悲かなしみだけ 歴史れきしに刻きざみ込こまれた
影かげ落おとした 裏切うらぎりのあと
愛あいなき海うみ 波なみの音おとさえ静しずかで
聞きこえない 渡わたり鳥どりも夢ゆめ 謳うたわずに

信しんじられるものは 戦たたかいの中なか

傷きずがついてでも 傷きずをつけてでも
変かえろ 運命うんめいの夜よる
誰だれかの願ねがいで 壊こわれそうでも
次つぎの扉とびらをさぁ あけよう

頬ほおかすめる 風かぜに名前なまえをつけたら

似にてる季節きせつ 出逢であう気きがした
廻まわる世界せかい だけど2度どと戻もどらない
今日きょうの空そらに いつかの雲くもを 浮うかべても

砂時計すなどけいは同おなじ時ときを刻きざまない

痣あざをつけてでも
痕あとをつけてでも
生いきた証あかしが欲ほしくて
誰だれかの拍子ひょうしで 踊おどらされても
脈打みゃくうつ鼓動こどうの意味いみは変かわらない

ページめくるたびに
色褪いろあせてゆくはずの記憶きおくが
輝かがやき取とり戻もどした
君きみの名前なまえの風かぜが吹ふいた

傷きずがついてでも 傷きずをつけてでも
越こえろ 運命うんめいの夜よる
誰だれかの願ねがいに ひび割われそうでも
新あたらしい扉とびらをさぁ あけよう

守まもれ その憧あこがれ
感かんじて この奇跡きせきに
さぁ
祈いのれ その憧あこがれ
気付きづいて 今いま奇跡きせきが響ひびいてる