時ときとして人ひとは 季節きせつを違ちがえて
生うまれることがある 冬ふゆの蝉せみのように
けれど短みじかい時代ときを 悲かなしみもせずに
鳴なき尽つくせたら誰だれも 嘘うそと呼よびはしない
せめて 枯野かれのを駆かけ巡めぐる
夢ゆめと呼よんでも
いつか 時ときの流ながれを越こえて
真実ほんとうになる日ひが来くる
ああ 生命いのちは生命いのち 夢ゆめは夢ゆめ
何処どこで咲さくかは 風かぜに訊きけ
時ときとして花はなは 季節きせつを違ちがえて
咲さき匂におうことがある 早はやい春はるのように
迷まよい咲ざきと呼よばれて 疑うたがいもせずに
咲さき尽つくしたら誰だれも 嘘うそと呼よびはしない
せめて蒼あおい空そらを埋うめる
風かぜの色いろになれ
いつか時ときの流ながれを越こえて
実みを結むすぶ日ひも来くる
ああ 心こころは心こころ 花はなは花はな
何処どこで散ちるかは 風かぜに訊きけ
せめて 枯野かれのを駆かけ巡めぐる
夢ゆめと呼よんでも
いつか 時ときの流ながれを越こえて
真実ほんとうになる日ひが来くる
ああ 生命いのちは生命いのち 夢ゆめは夢ゆめ
何処どこで咲さくかは 風かぜに訊きけ
時tokiとしてtoshite人hitoはha 季節kisetsuをwo違chigaえてete
生uまれることがあるmarerukotogaaru 冬fuyuのno蝉semiのようにnoyouni
けれどkeredo短mijikaいi時代tokiをwo 悲kanaしみもせずにshimimosezuni
鳴naきki尽tsuくせたらkusetara誰dareもmo 嘘usoとto呼yoびはしないbihashinai
せめてsemete 枯野karenoをwo駆kaけke巡meguるru
夢yumeとto呼yoんでもndemo
いつかitsuka 時tokiのno流nagaれをrewo越koえてete
真実hontouになるninaru日hiがga来kuるru
ああaa 生命inochiはha生命inochi 夢yumeはha夢yume
何処dokoでde咲saくかはkukaha 風kazeにni訊kiけke
時tokiとしてtoshite花hanaはha 季節kisetsuをwo違chigaえてete
咲saきki匂nioうことがあるukotogaaru 早hayaいi春haruのようにnoyouni
迷mayoいi咲zaきとkito呼yoばれてbarete 疑utagaいもせずにimosezuni
咲saきki尽tsuくしたらkushitara誰dareもmo 嘘usoとto呼yoびはしないbihashinai
せめてsemete蒼aoいi空soraをwo埋uめるmeru
風kazeのno色iroになれninare
いつかitsuka時tokiのno流nagaれをrewo越koえてete
実miをwo結musuぶbu日hiもmo来kuるru
ああaa 心kokoroはha心kokoro 花hanaはha花hana
何処dokoでde散chiるかはrukaha 風kazeにni訊kiけke
せめてsemete 枯野karenoをwo駆kaけke巡meguるru
夢yumeとto呼yoんでもndemo
いつかitsuka 時tokiのno流nagaれをrewo越koえてete
真実hontouになるninaru日hiがga来kuるru
ああaa 生命inochiはha生命inochi 夢yumeはha夢yume
何処dokoでde咲saくかはkukaha 風kazeにni訊kiけke