海辺うみべの坂さかのある町まちで
二人ふたりある日ひ出会であった
あなたは珈琲店かふぇの窓辺まどべの陽ひだまりで
静しずかに海うみをみてた
それから高台たかだいに登のぼり
船ふねの汽笛きてきを聴きいた
あなたがいつかひとりで遠とおくへ行いってしまう
その時ときそんな気きがした
びいどろ細工ざいくの指輪ゆびわは
壊こわれ易やすいと分わかっていても
好すきなものは好すきと思おもいたかった
今日きょうの喜よろこびと明日あすの悲かなしみを比くらべて
選えらびなおす程ほどに 利口りこうにだけはなりたくなかった
そうして坂さかのある町まちで
あなたを愛あいし始はじめた
青空あおぞら 坂さかの上うえの雲くも
あなたの好すきな風景ふうけい
あなたがこの町まちを出でて行いくと決きめた日ひは
季節きせつの雨あめが降ふってた
必かならず迎むかえに来くるから
あなたのそんな言葉ことば
嘘うそではないけど決けっして本当ほんとうでもないと
その時ときそんな気きがした
びいどろ細工ざいくの知恵ちえの輪わを
はずす時ときみたいなまなざしで
あなた私わたしをみつめてた
今日きょうの悲かなしみと明日あすの希望きぼうをすりかえて
笑わらってあげられる程ほど いつか利口りこうになってしまってた
青空あおぞら 坂さかの上うえの雲くも
独ひとりで海うみをみてる
海辺umibeのno坂sakaのあるnoaru町machiでde
二人futariあるaru日hi出会deaったtta
あなたはanataha珈琲店kafeのno窓辺madobeのno陽hiだまりでdamaride
静shizuかにkani海umiをみてたwomiteta
それからsorekara高台takadaiにni登noboりri
船funeのno汽笛kitekiをwo聴kiいたita
あなたがいつかひとりでanatagaitsukahitoride遠tooくへkuhe行iってしまうtteshimau
そのsono時tokiそんなsonna気kiがしたgashita
びいどろbiidoro細工zaikuのno指輪yubiwaはha
壊kowaれre易yasuいとito分waかっていてもkatteitemo
好suきなものはkinamonoha好suきとkito思omoいたかったitakatta
今日kyouのno喜yorokoびとbito明日asuのno悲kanaしみをshimiwo比kuraべてbete
選eraびなおすbinaosu程hodoにni 利口rikouにだけはなりたくなかったnidakehanaritakunakatta
そうしてsoushite坂sakaのあるnoaru町machiでde
あなたをanatawo愛aiしshi始hajiめたmeta
青空aozora 坂sakaのno上ueのno雲kumo
あなたのanatano好suきなkina風景fuukei
あなたがこのanatagakono町machiをwo出deてte行iくとkuto決kiめたmeta日hiはha
季節kisetsuのno雨ameがga降fuってたtteta
必kanaraずzu迎mukaえにeni来kuるからrukara
あなたのそんなanatanosonna言葉kotoba
嘘usoではないけどdehanaikedo決kextuしてshite本当hontouでもないとdemonaito
そのsono時tokiそんなsonna気kiがしたgashita
びいどろbiidoro細工zaikuのno知恵chieのno輪waをwo
はずすhazusu時tokiみたいなまなざしでmitainamanazashide
あなたanata私watashiをみつめてたwomitsumeteta
今日kyouのno悲kanaしみとshimito明日asuのno希望kibouをすりかえてwosurikaete
笑waraってあげられるtteagerareru程hodo いつかitsuka利口rikouになってしまってたninatteshimatteta
青空aozora 坂sakaのno上ueのno雲kumo
独hitoりでride海umiをみてるwomiteru