好敵手 歌詞 さだまさし ふりがな付

子供こどもの頃ころのお前まえと俺おれは
何なんともキラキラした目めをしてる
二人ふたり並ならんだ古ふるいアルバムで
エースと四番よばんを争あらそっていた

大人おとなになって照てれていたよ
ときめくことや 夢見ゆめみることを
も一度いちど泥どろにまみれてみるか
疲つかれたなんて お前まえに恥はずかしい

負まけるもんか 笑わらいとばせ
八番はちばんライトもいなけりゃ困こまる
精一杯せいいっぱいだ いいじゃないか
辛つらいってなんて 楽たのしいんだろう
辛つらいってなんて 楽たのしいんだろう

学生がくせい時代じだいのお前まえと俺おれは
何なんだかドキドキした目めをしてる
女おんななんてと粋いきがりながら
あの娘この恋こいを争あらそっていた

忘わすれていたよ幸しあわせの
形かたちなんて無ないってことを
誰だれにも知しれず ひと泣なきしたら
あとは野のとなれ山やまとなれ

負まけるもんか 笑わらいとばせ
元気げんきでいるだけ立派りっぱなもんだ
一生懸命いっしょうけんめい何なにが悪わるい
苦くるしいって なんて面白おもしろいんだろう
苦くるしいって なんて面白おもしろいんだろう

負まけるもんか 笑わらいとばせ
ありがとう 友ともよライバルよ
明日あすは明日あすの風かぜよ吹ふけ
辛つらいって なんて楽たのしいんだろう
辛つらいって なんて楽たのしいんだろう