遠回とおまわりの今日きょうの午後ごごは いつもと変かわらずに
時計とけいの音おとに押おされて僕ぼくは今日きょうも動うごき出だすんだ
一瞬いっしゅんの雲くもの切きれ間まから光ひかりが覗のぞけば
続つづくあの坂道さかみちが案外近あんがいちかくに見みえた
時々寒ときどきさむく感かんじる風かぜが吹ふきつける
振ふり返かえるうしろがやたら遠とおく見みえた
雨あめが急きゅうに降ふり出だした 通とおり雨あめだと誰だれかが言いった
遠とおく遠とおく見みえない明日あしたを待まち続つづけて
ひび割われた街灯がいとうのあかりがこの雨あめのしずく
照てらし出だすその前まえにこの感情洗かんじょうあらい流ながしておくれ
足元あしもとにごった水みずたまり映うつった僕ぼくの顔かお
役立やくたたずの歪ゆがんだ顔かおそこに映うつってた
雨あめの中歩なかあるき出だした 傘かさもささず雨粒あまつぶに打うたれた
今いまは今いまは僕ぼくは前まえにだけ進すすもうと思おもった
雨あめが急きゅうに降ふり出だした 通とおり雨あめだと誰だれかが言いった
遠とおく遠とおく見みえない明日あしたを待まち
深ふかく深ふかく沈しずみ行いく昨日きのうを背せにして
遠回toomawaりのrino今日kyouのno午後gogoはha いつもとitsumoto変kaわらずにwarazuni
時計tokeiのno音otoにni押oされてsarete僕bokuはha今日kyouもmo動ugoきki出daすんだsunda
一瞬issyunのno雲kumoのno切kiれre間maからkara光hikariがga覗nozoけばkeba
続tsuduくあのkuano坂道sakamichiがga案外近angaichikaくにkuni見miえたeta
時々寒tokidokisamuくku感kanじるjiru風kazeがga吹fuきつけるkitsukeru
振fuりri返kaeるうしろがやたらruushirogayatara遠tooくku見miえたeta
雨ameがga急kyuuにni降fuりri出daしたshita 通tooりri雨ameだとdato誰dareかがkaga言iったtta
遠tooくku遠tooくku見miえないenai明日ashitaをwo待maちchi続tsuduけてkete
ひびhibi割waれたreta街灯gaitouのあかりがこのnoakarigakono雨ameのしずくnoshizuku
照teらしrashi出daすそのsusono前maeにこのnikono感情洗kanjouaraいi流nagaしておくれshiteokure
足元ashimotoにごったnigotta水mizuたまりtamari映utsuったtta僕bokuのno顔kao
役立yakutaたずのtazuno歪yugaんだnda顔kaoそこにsokoni映utsuってたtteta
雨ameのno中歩nakaaruきki出daしたshita 傘kasaもささずmosasazu雨粒amatsubuにni打uたれたtareta
今imaはha今imaはha僕bokuはha前maeにだけnidake進susuもうとmouto思omoったtta
雨ameがga急kyuuにni降fuりri出daしたshita 通tooりri雨ameだとdato誰dareかがkaga言iったtta
遠tooくku遠tooくku見miえないenai明日ashitaをwo待maちchi
深fukaくku深fukaくku沈shizuみmi行iくku昨日kinouをwo背seにしてnishite