権力ハニー 歌詞 ブリーフ&トランクス ふりがな付

自動販売機じどうはんばいきの前まえで僕ぼくはたたずんでいる
彼女かのじょが何なにを飲のむのか少すこし悩なやんでるのさ
わがままな僕ぼくの彼女かのじょは嫌きらいなものだと
一口ひとくちも口くちにつけもしない
神頼かみだのみして千円札せんえんさつ入いれた後あとに全すべてのボタンを同時どうじに押おした
真夏まなつの太陽たいように体からだの水分すいぶん奪うばわれて
「冷つめたいジュース飲のみたいよ」と
日陰ひかげで待まっている彼女かのじょの所ところに走はしる僕ぼく
青あおい空そらが笑わらっているよ

遊園地ゆうえんちに行いこうよと僕ぼくは勇気ゆうきをだして
権力けんりょくを持もち続つづける彼女かのじょ誘さそってみたよ
観覧車かんらんしゃに乗のるか乗のらないかそれだけのことで
いちいち顔色かおいろをうかがうよ
お化ばけ屋敷やしきで怖こわがる君きみを見みてると
その時ときだけ強気つよきになれる
真夏まなつの太陽たいように頭あたまをガンガン照てらされて
「日焼ひやけしちゃうよ」としかめっ面つらの
彼女かのじょの早足はやあしに小走こばしりぎみについてゆく
白しろい雲くもも笑わらっているよ

二人ふたりでソフトクリームペロペロ 彼女かのじょがトイレに行いってる間あいだは
代かわりに僕ぼくが両手りょうてに持もって待まっている
「お待またせっ」明あかるい声こえに振ふり向むき
いたずら心ごころ 自分じぶんのなめてたものを渡わたしてニヤケてる僕ぼく

灼熱しゃくねつの暑あつさにソフトクリームは溶とかされて
彼女かのじょの右手みぎてがべとべとになり
ハンカチ出だす前まえに「こんなのいらない」と彼女かのじょは
ソフトクリームをそのまま捨すてた
真夏まなつの太陽たいようが夕陽ゆうひに変かわったその時ときに
「肌寒はだざむいよ」とかまた言いい出だして
わがままな彼女かのじょの何処どこが好すきなのかわからない
それでも僕ぼくはそんな君きみを太陽たいようよりも熱あつく愛あいしたい