僕ぼくを溶とかしてよ
蠢うごめいている言葉ことばたちの出口でぐちはどこ?
いつの間まにか塞ふさがれて行いき場ばをなくしてしまっている
生いきていく中なかで触ふれて来きたもの
混まじり合あうことを重かさねて
そしてただ胸むねの奥おくでゆっくり塊かたまりになった
ずっと全すべて受うけ入いれる事ことが
僕ぼくの弱よわさ 打うち消けすと信しんじていた・・・
僕ぼくを離はなしてよ
その手てを退どけて
何故なぜそんなに強つよく掴つかむ?
前まえを向むきひたすらに走はしり出ださなきゃいけないのに
腕うでを払はらっても爪つめは食くい込こんだ
強つよく掴つかむ人ひとはそう・・・僕ぼくだった
そして飽あきるくらい自分じぶんと向むき合あった
あと何回なんかいくらい繰くり返かえせば辿たどり着つけるの?
鋼鉄こうてつの鎧よろいを纏まとってる
僕ぼくのこの心こころを今いますぐ
誰だれか灼熱しゃくねつの抱擁ほうようで
愛撫あいぶして溶とかしてよ
綺麗きれいなもの 歪ゆがんだもの
僕ぼくにはある ただ曝さらす事ことが怖こわくて
与あたえるもの 失うしなうものさえも 見みえなくなった
ああ僕ぼくを返かえして下ください
僕bokuをwo溶toかしてよkashiteyo
蠢ugomeいているiteiru言葉kotobaたちのtachino出口deguchiはどこhadoko?
いつのitsuno間maにかnika塞fusaがれてgarete行iきki場baをなくしてしまっているwonakushiteshimatteiru
生iきていくkiteiku中nakaでde触fuれてrete来kiたものtamono
混maじりjiri合aうことをukotowo重kasaねてnete
そしてただsoshitetada胸muneのno奥okuでゆっくりdeyukkuri塊katamariになったninatta
ずっとzutto全subeてte受uけke入iれるreru事kotoがga
僕bokuのno弱yowaさsa 打uちchi消keすとsuto信shinじていたjiteita・・・
僕bokuをwo離hanaしてよshiteyo
そのsono手teをwo退doけてkete
何故nazeそんなにsonnani強tsuyoくku掴tsukaむmu?
前maeをwo向muきひたすらにkihitasurani走hashiりri出daさなきゃいけないのにsanakyaikenainoni
腕udeをwo払haraってもttemo爪tsumeはha食kuいi込koんだnda
強tsuyoくku掴tsukaむmu人hitoはそうhasou・・・僕bokuだったdatta
そしてsoshite飽aきるくらいkirukurai自分jibunとto向muきki合aったtta
あとato何回nankaiくらいkurai繰kuりri返kaeせばseba辿tadoりri着tsuけるのkeruno?
鋼鉄koutetsuのno鎧yoroiをwo纏matoってるtteru
僕bokuのこのnokono心kokoroをwo今imaすぐsugu
誰dareかka灼熱syakunetsuのno抱擁houyouでde
愛撫aibuしてshite溶toかしてよkashiteyo
綺麗kireiなものnamono 歪yugaんだものndamono
僕bokuにはあるnihaaru ただtada曝saraすsu事kotoがga怖kowaくてkute
与ataえるものerumono 失ushinaうものさえもumonosaemo 見miえなくなったenakunatta
ああaa僕bokuをwo返kaeしてshite下kudaさいsai