山崎美央 歌詞 ミオヤマザキ ふりがな付

「君きみの声こえすっごくいいからもうちょっと歌詞かしを...」
「あれがいいね、これがいいね、それはダメで、んーやっぱ好すき」
あっちもこっちも振ふり回まわされてもうどうしたらいいの？て感かんじなわけ。

最近思さいきんおもうんだ。
もはや此処ここに存在そんざいしてるのは私わたしではなくてもいいのかもしれない。

どっかの他ほかの“山崎美央やまさきみお”って女おんなの子連こつれて来きて
ココに立たたせりゃいーじゃん。て。

別べつに誰だれかを否定ひていしたいわけじゃなくてさ、
誰だれか一人ひとりでも私達わたしたちの未来みらいを心配しんぱいしてくれている人ひとがいるのか。て話はなし。

まぁそんなこと言いったって
人ひとの心配しんぱいしてる余裕よゆうなんてないよね。
うん、確たしかにそう思おもうよ。
自分じぶんが生いきることだけで精一杯せいいっぱい。

ただ、今いま、
私わたしが生いきているこの場所ばしょは、
大変息苦たいへんいきぐるしい場所ばしょではあるわけだけども、
それでもここで生いきていかなきゃいけなかった理由りゆうもある訳わけで。

初はじめて、
「誰だれかを守まもるために！」なんて思おもって頑張がんばってみてはいるけどさ、
お前まえらコロコロ言いってること変かわりすぎなんだよ。

「愛あいしてる」
「大好だいすき」
「もう絶対離ぜったいはなさない」
なんて言いって、次つぎの日ひには違ちがう音楽おんがくが好すきだって言いってんじゃん。
そんなファッションメンヘラみたいな軽かるい気持きもちで言いわないで
一生いっしょうかけて愛あいすくらいの覚悟かくごで私わたしのこと愛あいせよ。

わかりきったことばっか言いわないでよ。
「いい曲書きょくかいてね」
「いい歌詞書かしかいてね」
「同おなじ気持きもちでいるよ」
「応援おうえんしてるよ」
「愛あいしてるよ」
「大好だいすきだよ」
「ミオさん変かわった」
「ずっと一緒いっしょっていったのに…」

うっせーな、バーカ

いつだってそうだ。
口くちの上手うまいやつが勝かち残のこっていく世よの中なかのシステムなんだ。
人ひとに上手うまく思おもいを伝つたえられない私わたしはずっと流ながれに任まかせて生いきて来きた。

だけどさ、
そんな中なかでもちゃんと見みてくれてる人ひとがどこかに絶対ぜったいいるって信しんじたいじゃんか。
じゃなきゃ何なんの為ためにもがいてんだかわかんないし、
今いまこうして歌うたってることも意味いみが無なくなってしまうよ。

“世よの中変なかかえよう”なんて思おもう必要ひつようはない。

自分じぶんで想おもってる事ことくらい自分じぶんの声こえで口くちに出だして言いってみろよ。て話はなし。

親おやでもいい。
兄弟きょうだいでもいい。
恋人こいびとでもいい。
むしろ犬いぬでも猫ねこでもいいよ。

私わたしはいつも猫ねこに話はなしてる。

美味おいしくないものは美味おいしくない！
行いきたくないとこは行いきたくない！！
可愛かわいくないものは可愛かわいくない！！！
ブスはブス！！！！
ハゲはハゲ！！！！！

はい、１つ心こころに決きめました。

誰だれがなんと言いおうと私わたしは私わたしのまんま、
私わたしが言いいたい事ことを歌うたっていこうと思おもってます。

「たった2、300人にんのライブハウスで歌うたってるやつに何なにが出来できるか？」
って言いわれたらそれまでだし、何なにも出来できないかもわかんないけどさ。

多数決たすうけつの世よの中なかを少数派しょうすうはがひっくり返かえせる世よの中なかだと思おもってんだよね。

テレビに出でてる音楽おんが正ただしいのか？
私わたしが歌うたってる音楽おんがくが正ただしいのか？

そんなモン正解せいかいなんてねーんだよ。

ただ１つ言いえることはな、
てめーら好すきなモノは「好すきだ」て胸張むねはって言いってみろ。

そんくらい出来できんだろ

きっと未来みらいは誰だれも分わからなくて
今生いまいきることだけに必死ひっしで

こんな孤独こどくに怯おびえてる　今いまも
たった一度いちどきりの人生じんせいなんだろ
ただただ不幸ふしあわせなこの世よに

見みつけたい…　光ひかりを。

信しんじたい… 未来みらいを。