海沿うみぞいの 道みちをひた走はしる
焦あせる事こともなく 急いそぐ理由りゆうもなく
宛名あてなのない手紙てがみのように
燃もえるねずみ花火はなびのように
眩まぶしい日差ひざしが横顔よこがおを射さし 冷つめたい風かぜが吹ふき抜ぬけるだろう
愛あいされた分ぶんまで遠とおくまで 行いこうと決きめて飛とび出だした旅たび
沖おきの船ふねは いつ頃戻ごろもどるだろう
待まちわびる影かげが ガラス越ごしに映うつる
夢ゆめのため食くうため生いきるため
愛あいする人ひとの傍そばにいるため
眩まぶしい西日にしびが傾かたいてきて 切せつない想おもいが胸むねを占しめる
愛あいされた分ぶんまで強つよくなれ 言いい聞きかせながら旅たびは続つづく
潮風遠しおかぜとおく 運はこべと 落葉おちばを拾ひろい そこへ投なげた
海うみの地平線月ちへいせんつきが照てらし 人ひとの温ぬくもりが恋こいしくなる
寂さびしさの分優ぶんやさしくもなれ 一人ひとりの脆もろささえ受うけ止とめて
果はてしなく続つづく夜よるの中なかも 街灯がいとうの明あかり数かぞえて進すすめ
愛あいされた分ぶんまで遠とおくまで その意味いみを探さがし飛とび出だした旅たび
海沿umizoいのino 道michiをひたwohita走hashiるru
焦aseるru事kotoもなくmonaku 急isoぐgu理由riyuuもなくmonaku
宛名atenaのないnonai手紙tegamiのようにnoyouni
燃moえるねずみerunezumi花火hanabiのようにnoyouni
眩mabuしいshii日差hizaしがshiga横顔yokogaoをwo射saしshi 冷tsumeたいtai風kazeがga吹fuきki抜nuけるだろうkerudarou
愛aiされたsareta分bunまでmade遠tooくまでkumade 行iこうとkouto決kiめてmete飛toびbi出daしたshita旅tabi
沖okiのno船funeはha いつitsu頃戻goromodoるだろうrudarou
待maちわびるchiwabiru影kageがga ガラスgarasu越goしにshini映utsuるru
夢yumeのためnotame食kuうためutame生iきるためkirutame
愛aiするsuru人hitoのno傍sobaにいるためniirutame
眩mabuしいshii西日nishibiがga傾kataいてきてitekite 切setsuないnai想omoいがiga胸muneをwo占shiめるmeru
愛aiされたsareta分bunまでmade強tsuyoくなれkunare 言iいi聞kiかせながらkasenagara旅tabiはha続tsuduくku
潮風遠shiokazetooくku 運hakoべとbeto 落葉ochibaをwo拾hiroいi そこへsokohe投naげたgeta
海umiのno地平線月chiheisentsukiがga照teらしrashi 人hitoのno温nukuもりがmoriga恋koiしくなるshikunaru
寂sabiしさのshisano分優bunyasaしくもなれshikumonare 一人hitoriのno脆moroささえsasae受uけke止toめてmete
果haてしなくteshinaku続tsuduくku夜yoruのno中nakaもmo 街灯gaitouのno明aかりkari数kazoえてete進susuめme
愛aiされたsareta分bunまでmade遠tooくまでkumade そのsono意味imiをwo探sagaしshi飛toびbi出daしたshita旅tabi