闇やみの中なかで揺ゆれる 提灯ちょうちん
立たち上のぼっている 湯気ゆげ
心こころ豊ゆたかに 暮くらせるのなら
肴さかなはなくてもいい
七輪しちりんの上うえ 丸まるく焦こげていく
イカの姿すがたを 見みて
箸はしでつつき
あの人ひとは言いった
まるで僕ぼくたちみたい
あのね、ほんとうは
こうして過すぎてく 今いまでも
夢ゆめじゃないかと 疑うたがって
手てをつねった 目めをふせた
あのね、ほんとうは
降ふり続つづく灰はいに埋うもれて
本当ほんとうの自分じぶんが消きえて怖こわい
あのね、ほんとうは
強つよがりは とうに疲つかれた
一人ひとりじゃ寂さびしすぎるから
一緒いっしょが温あたたかい
あなたと温あたたかい
闇yamiのno中nakaでde揺yuれるreru 提灯chouchin
立taちchi上noboっているtteiru 湯気yuge
心kokoro豊yutaかにkani 暮kuらせるのならraserunonara
肴sakanaはなくてもいいhanakutemoii
七輪shichirinのno上ue 丸maruくku焦koげていくgeteiku
イカikaのno姿sugataをwo 見miてte
箸hashiでつつきdetsutsuki
あのano人hitoはha言iったtta
まるでmarude僕bokuたちみたいtachimitai
あのねanone、ほんとうはhontouha
こうしてkoushite過suぎてくgiteku 今imaでもdemo
夢yumeじゃないかとjanaikato 疑utagaってtte
手teをつねったwotsunetta 目meをふせたwofuseta
あのねanone、ほんとうはhontouha
降fuりri続tsuduくku灰haiにni埋uもれてmorete
本当hontouのno自分jibunがga消kiえてete怖kowaいi
あのねanone、ほんとうはhontouha
強tsuyoがりはgariha とうにtouni疲tsukaれたreta
一人hitoriじゃja寂sabiしすぎるからshisugirukara
一緒issyoがga温atataかいkai
あなたとanatato温atataかいkai