積つみ荷にもなく行ゆくあの船ふねは
海うみに沈しずむ途中とちゅう
港みなとに住すむ人々ひとびとに
深ふかい夜よるを想おもわせて
問まに合あえば 夏なつの夜よの最後さいごに
遅おくれたら 昨日きのうまでの想おもい出でに
魚さかなの目めで見みる星空ほしぞらは
窓まどに丸まるい形かたち
旅行たびゆき交かう人々ひとびとが
時ときを楽らくに過すごすため
サヨナラは 雨あめの歌うたになるから
気きをつけて 夢ゆめと夢ゆめが重かさなるまで
過すぎ行ゆく日々ひび そのそれぞれを
なにか手紙てがみにして
積つみ荷にもなく行ゆくあの船ふねに
託たくす時ときは急いそがせて
帰かえるまで 好すきな歌うたをきかせて
会あえるまで 胸むねと胸むねが重かさなるまで
積tsuみmi荷niもなくmonaku行yuくあのkuano船funeはha
海umiにni沈shizuむmu途中tochuu
港minatoにni住suむmu人々hitobitoにni
深fukaいi夜yoruをwo想omoわせてwasete
問maにni合aえばeba 夏natsuのno夜yoのno最後saigoにni
遅okuれたらretara 昨日kinouまでのmadeno想omoいi出deにni
魚sakanaのno目meでde見miるru星空hoshizoraはha
窓madoにni丸maruいi形katachi
旅行tabiyuきki交kaうu人々hitobitoがga
時tokiをwo楽rakuにni過suごすためgosutame
サヨナラsayonaraはha 雨ameのno歌utaになるからninarukara
気kiをつけてwotsukete 夢yumeとto夢yumeがga重kasaなるまでnarumade
過suぎgi行yuくku日々hibi そのそれぞれをsonosorezorewo
なにかnanika手紙tegamiにしてnishite
積tsuみmi荷niもなくmonaku行yuくあのkuano船funeにni
託takuすsu時tokiはha急isoがせてgasete
帰kaeるまでrumade 好suきなkina歌utaをきかせてwokikasete
会aえるまでerumade 胸muneとto胸muneがga重kasaなるまでnarumade