一緒いっしょに登のぼったこの坂さかを
今夜こんやは独ひとりで登のぼります
初はじめて覚おぼえたあの唄うたを
何度なんども何度なんども 口遊くちずさみ
遠とおく遠とおく揺ゆれている
遥はるか彼方かなた 光ひかってる
嗚呼ああ やわらかな漁火いさりびのように
胸むねに灯ともる母ははの声こえ
名前なまえを呼よばれて振ふり返かえる
悪戯いたずらが過すぎて叱しかられた
涙なみだが乾かわいたその後あとで
大おおきな大おおきなかたぐるま
深ふかく深ふかく残のこってる
高たかい空そらを覚おぼえてる
嗚呼ああ 静しずかなる十六夜いざよいの月つきに
凛りんと映うつる父ちちの顔かお
嗚呼ああ やわらかな漁火いさりびのように
胸むねに灯ともる母ははの声こえ
一緒issyoにni登noboったこのttakono坂sakaをwo
今夜konyaはha独hitoりでride登noboりますrimasu
初hajiめてmete覚oboえたあのetaano唄utaをwo
何度nandoもmo何度nandoもmo 口遊kuchizusaみmi
遠tooくku遠tooくku揺yuれているreteiru
遥haruかka彼方kanata 光hikaってるtteru
嗚呼aa やわらかなyawarakana漁火isaribiのようにnoyouni
胸muneにni灯tomoるru母hahaのno声koe
名前namaeをwo呼yoばれてbarete振fuりri返kaeるru
悪戯itazuraがga過suぎてgite叱shikaられたrareta
涙namidaがga乾kawaいたそのitasono後atoでde
大ooきなkina大ooきなかたぐるまkinakataguruma
深fukaくku深fukaくku残nokoってるtteru
高takaいi空soraをwo覚oboえてるeteru
嗚呼aa 静shizuかなるkanaru十六夜izayoiのno月tsukiにni
凛rinとto映utsuるru父chichiのno顔kao
嗚呼aa やわらかなyawarakana漁火isaribiのようにnoyouni
胸muneにni灯tomoるru母hahaのno声koe