「静しずかに ざわめく心こころは
月つきに照てらされた 花はなのよう
眠ねむれないのは
何なにか大おおきな出来事できごとの
まえぶれでしょうか…」
濡ぬれた素足すあしのまま
ひとり 踊おどるのよ
湖みずうみには
月影つきかげが降ふる
空そらの水鏡みかがみを
揺ゆらしたい気分きぶん
さびしくない
孤独こどくがステキ
何なにかを持もって
世界せかいは眠ねむる
戯たわむれの恋心こいごころは
この岸きしに もう捨すてよう
「片想かたおもいや
静しずかに終おわった恋こいは
すぐに なつかしくなって
また私わたしに恋こいをさせる
花はなは 摘つまれるために 咲さくのです」
愛あいはつらいことを
連つれてくるかしら
運命うんめいの渦うず
身みを投なげたいの
いつか出逢であうひとの
まぼろしを呼よぶの
ただよう霧きり
すくえば逃にげる
夜明よあけを待まって
水面みなもは眠ねむる
自分じぶんさえ知しらずにいる
私わたしにね なりたいのよ
誰だれかを持もって
心こころが眠ねむる
愛あいの舟ふね こぎ出だしたら
もうここへ 戻もどれないの
「静shizuかにkani ざわめくzawameku心kokoroはha
月tsukiにni照teらされたrasareta 花hanaのようnoyou
眠nemuれないのはrenainoha
何naniかka大ooきなkina出来事dekigotoのno
まえぶれでしょうかmaeburedesyouka…」
濡nuれたreta素足suashiのままnomama
ひとりhitori 踊odoるのよrunoyo
湖mizuumiにはniha
月影tsukikageがga降fuるru
空soraのno水鏡mikagamiをwo
揺yuらしたいrashitai気分kibun
さびしくないsabishikunai
孤独kodokuがgaステキsuteki
何naniかをkawo持moってtte
世界sekaiはha眠nemuるru
戯tawamuれのreno恋心koigokoroはha
このkono岸kishiにni もうmou捨suてようteyou
「片想kataomoいやiya
静shizuかにkani終oわったwatta恋koiはha
すぐにsuguni なつかしくなってnatsukashikunatte
またmata私watashiにni恋koiをさせるwosaseru
花hanaはha 摘tsuまれるためにmarerutameni 咲saくのですkunodesu」
愛aiはつらいことをhatsuraikotowo
連tsuれてくるかしらretekurukashira
運命unmeiのno渦uzu
身miをwo投naげたいのgetaino
いつかitsuka出逢deaうひとのuhitono
まぼろしをmaboroshiwo呼yoぶのbuno
ただようtadayou霧kiri
すくえばsukueba逃niげるgeru
夜明yoaけをkewo待maってtte
水面minamoはha眠nemuるru
自分jibunさえsae知shiらずにいるrazuniiru
私watashiにねnine なりたいのよnaritainoyo
誰dareかをkawo持moってtte
心kokoroがga眠nemuるru
愛aiのno舟fune こぎkogi出daしたらshitara
もうここへmoukokohe 戻modoれないのrenaino