虚勢きょせいの壁かべで囲かこった
繭まゆの中独なかひとり籠こもって
誰だれもが願ねがう目覚めざめを
頑かたくなに絶たえず拒こばんで
いま孤独こどくだけに癒いやしを求もとめ続つづける
この私わたしを救すくえるただ唯一ゆいいつの場所ばしょ
疵付きずついたこの翼つばさを 癒いやす術持すべもち得えるのは
孤独こどくの繭まゆの中なか どうか睡ねむらせて
理屈りくつの壁かべで飾かざった
殻からの中独なかひとり埋うもれて
笑わらい合あう声遠こえとおくて
何故なぜかふと涙溢なみだあふれる
いま孤独こどくだけが私わたしを癒いやし続つづける
この狭せまくて優やさしいただ唯一ゆいいつの場所ばしょ
抱だきしめた腕うでの中なかに 遺のこる僅わずかな温ぬくもり
消きえてしまう前まえに どうか睡ねむらせて
すべての嘘偽うそいつわりの 纏まとわるもの排除はいじょして
最後さいごに遺のこるのは いつも孤独こどくだけ
還かえる場所ばしょなど無なく 進すすむべき路みちも無なくて
ただ独ひとり孤独こどくの繭まゆに抱だかれて睡ねむる
虚勢kyoseiのno壁kabeでde囲kakoったtta
繭mayuのno中独nakahitoりri籠koもってmotte
誰dareもがmoga願negaうu目覚mezaめをmewo
頑katakuなにnani絶taえずezu拒kobaんでnde
いまima孤独kodokuだけにdakeni癒iyaしをshiwo求motoめme続tsuduけるkeru
このkono私watashiをwo救sukuえるただerutada唯一yuiitsuのno場所basyo
疵付kizutsuいたこのitakono翼tsubasaをwo 癒iyaすsu術持subemoちchi得eるのはrunoha
孤独kodokuのno繭mayuのno中naka どうかdouka睡nemuらせてrasete
理屈rikutsuのno壁kabeでde飾kazaったtta
殻karaのno中独nakahitoりri埋uもれてmorete
笑waraいi合aうu声遠koetooくてkute
何故nazeかふとkafuto涙溢namidaafuれるreru
いまima孤独kodokuだけがdakega私watashiをwo癒iyaしshi続tsuduけるkeru
このkono狭semaくてkute優yasaしいただshiitada唯一yuiitsuのno場所basyo
抱daきしめたkishimeta腕udeのno中nakaにni 遺nokoるru僅wazuかなkana温nukuもりmori
消kiえてしまうeteshimau前maeにni どうかdouka睡nemuらせてrasete
すべてのsubeteno嘘偽usoitsuwaりのrino 纏matoわるものwarumono排除haijoしてshite
最後saigoにni遺nokoるのはrunoha いつもitsumo孤独kodokuだけdake
還kaeるru場所basyoなどnado無naくku 進susuむべきmubeki路michiもmo無naくてkute
ただtada独hitoりri孤独kodokuのno繭mayuにni抱daかれてkarete睡nemuるru