一時五分いちじごふんの
遠とおいモノレールは
音おともたてずに海うみの底そこから出でる
曇くもらない窓まどごしに額ひたいあてれば気きづいた
きみも睫毛まつげの先さきでは孤独こどくを感かんじてる
意味いみある日ひを祈いのる僕ぼくの弱よわさを見みて
走はしる流線形りゅうせんけいをえがく風かぜに
きみは飛とび乗のる
声こえもなく ただ微笑ほほえんで手てを振ふる
六時五分ろくじごふんの
淡あわいモノレールが
こぼす刺激しげきを今いまだけはその手てがなだめて
走はしる流線形りゅうせんけいを照てらす月つきは
きみの波打なみうつ髪かみの先さきまで染そめるだろう
ああ 沈しずんだ海うみの底そこ えがく波なみは
何なにも生うまない そう思おもうほど
きみの影かげ 触ふれては消きえてく 光ひかりと
一時五分ichijigofunのno
遠tooいiモノレmonoreールruはha
音otoもたてずにmotatezuni海umiのno底sokoからkara出deるru
曇kumoらないranai窓madoごしにgoshini額hitaiあてればatereba気kiづいたduita
きみもkimimo睫毛matsugeのno先sakiではdeha孤独kodokuをwo感kanじてるjiteru
意味imiあるaru日hiをwo祈inoるru僕bokuのno弱yowaさをsawo見miてte
走hashiるru流線形ryuusenkeiをえがくwoegaku風kazeにni
きみはkimiha飛toびbi乗noるru
声koeもなくmonaku ただtada微笑hohoeんでnde手teをwo振fuるru
六時五分rokujigofunのno
淡awaいiモノレmonoreールruがga
こぼすkobosu刺激shigekiをwo今imaだけはそのdakehasono手teがなだめてganadamete
走hashiるru流線形ryuusenkeiをwo照teらすrasu月tsukiはha
きみのkimino波打namiuつtsu髪kamiのno先sakiまでmade染soめるだろうmerudarou
ああaa 沈shizuんだnda海umiのno底soko えがくegaku波namiはha
何naniもmo生uまないmanai そうsou思omoうほどuhodo
きみのkimino影kage 触fuれてはreteha消kiえてくeteku 光hikariとto