明日あすの行方ゆくえも知しらない
羊達ひつじたちの群むれ
都会とかいの闇やみに彷徨さまよい
身みを守まもるだけ
娼婦はなが無情むじょうに散ちった日ひも
顔かおを背そむけるようにして
傷きずついた者ものだけを
置おき去ざりにした
街まちの灯あかりに佇たたずむ
欲よくまみれの亡霊ぼうれい
笑えみを浮うかべた狼おおかみが
手招てまねきしてる
飼かい慣ならされた僕ぼくは
一人ひとりじゃ立たてそうもない
川かわは流ながれ ただそれを
見みつめるばかり
淋さみしくて 淋さみしくて
魂こころに死化粧しにげしょう
忘わすられぬ面影おもかげが
逝いくなと呼よび止とめる
愛あいし合あう悦よろこびを
もう一度噛いちどかみしめて
この頬ほほを濡ぬらすのは
熱あついひと筋すじの涙なみだ
人間ひとはあてなき旅路たびじに
疲つかれ果はてたまま
己おのれの仕掛しかけた罠わなに
堕おちてゆくのね
幼おさなき日見ひみた夢ゆめが
全すべて嘘うそと言いうのなら
世よの中なかは裏表うらおもて
何故なぜか教おしえて
階段かいだんを下おりるように
沈しずむ夕陽ゆうひを見みて
やるせない運命さだめだと
言いうのは易やすいけど
生うまれくる子供こどもらに
真心まごころを伝つたえて
この胸むねに響ひびくのは
母ははの大切たいせつな言葉ことば
淋さみしくて 淋さみしくて
魂こころに死化粧しにげしょう
今いまは亡なき面影おもかげが
泣なくなと呼よび掛かける
愛あいし合あう悦よろこびを
誰だれかと分わかち合あい
この命燃いのちもやすのは
赤あかい血ちの如ごとき涙なみだ
明日asuのno行方yukueもmo知shiらないranai
羊達hitsujitachiのno群muれre
都会tokaiのno闇yamiにni彷徨samayoいi
身miをwo守mamoるだけrudake
娼婦hanaがga無情mujouにni散chiったtta日hiもmo
顔kaoをwo背somuけるようにしてkeruyounishite
傷kizuついたtsuita者monoだけをdakewo
置oきki去zaりにしたrinishita
街machiのno灯akaりにrini佇tatazuむmu
欲yokuまみれのmamireno亡霊bourei
笑eみをmiwo浮uかべたkabeta狼ookamiがga
手招temaneきしてるkishiteru
飼kaいi慣naらされたrasareta僕bokuはha
一人hitoriじゃja立taてそうもないtesoumonai
川kawaはha流nagaれre ただそれをtadasorewo
見miつめるばかりtsumerubakari
淋samiしくてshikute 淋samiしくてshikute
魂kokoroにni死化粧shinigesyou
忘wasuられぬrarenu面影omokageがga
逝iくなとkunato呼yoびbi止toめるmeru
愛aiしshi合aうu悦yorokoびをbiwo
もうmou一度噛ichidokaみしめてmishimete
このkono頬hohoをwo濡nuらすのはrasunoha
熱atsuいひとihito筋sujiのno涙namida
人間hitoはあてなきhaatenaki旅路tabijiにni
疲tsukaれre果haてたままtetamama
己onoれのreno仕掛shikaけたketa罠wanaにni
堕oちてゆくのねchiteyukunone
幼osanaきki日見himiたta夢yumeがga
全subeてte嘘usoとto言iうのならunonara
世yoのno中nakaはha裏表uraomote
何故nazeかka教oshiえてete
階段kaidanをwo下oりるようにriruyouni
沈shizuむmu夕陽yuuhiをwo見miてte
やるせないyarusenai運命sadameだとdato
言iうのはunoha易yasuいけどikedo
生uまれくるmarekuru子供kodomoらにrani
真心magokoroをwo伝tsutaえてete
このkono胸muneにni響hibiくのはkunoha
母hahaのno大切taisetsuなna言葉kotoba
淋samiしくてshikute 淋samiしくてshikute
魂kokoroにni死化粧shinigesyou
今imaはha亡naきki面影omokageがga
泣naくなとkunato呼yoびbi掛kaけるkeru
愛aiしshi合aうu悦yorokoびをbiwo
誰dareかとkato分waかちkachi合aいi
このkono命燃inochimoやすのはyasunoha
赤akaいi血chiのno如gotoきki涙namida