彼岸花 歌詞 森昌子 ふりがな付

彼岸花ひがんばな咲さけば 秋あき深ふかく
女おんなが日暮ひぐれに 泣なくのです
影法師かげぼうし踏ふんで まわり道みち
あゝああ想おもい出でたずねて歩あるきます
歩あるきます
夕映ゆうばえに消きえて 一年いちねん二年にねん
そして三年さんねん あきらめましょう
嫁入よめいり話はなしの出でる秋あきには
女おんなは顔かおを 女おんなは顔かおをそむけます
アアア………

鰯雲いわしぐも流ながれ 夜よるが来きて
女おんなが化粧けしょうを するのです
手鏡てかがみの中なかに 月つきが出でて
あゝああ心こころがきりきり痛いたみます
痛いたみます
夕映ゆうばえに消きえて 一年いちねん二年にねん
そして三年さんねん あきらめましょう
やさしいぬくもりない冬ふゆには
女おんなは胸むねを 女おんなは胸むねを抱だくのです

夕映ゆうばえに消きえて 一年いちねん二年にねん
そして三年さんねん あきらめましょう
やさしいぬくもりない冬ふゆには
女おんなは胸むねを 女おんなは胸むねを抱だくのです
アアア………