俺おいらひとりが 抜ぬけたって
月つきは昇のぼるし 地球ちきゅうは廻まわる
バラは 夕陽ゆうひに
匂におうだろ
生いきてるうちだぜ
身みも花はなも 身みの程ほど
知しらずと言いわれても
誰だれにもできない 一味ひとあじを
求もとめて命いのちを 燃もやそうよ
男おとこはどこかが
光ひかりゃいい
物ものがあふれて 場所ばしょをとり
義理ぎりや人情にんじょうの
出番でばんがないと
街まちの灯あかりも
泣ないている
小ちっちゃな力ちからを
束たばねても どうなる
世間せけんじゃないけれど
まかしてくんなと
しゃしゃり出でて 一緒いっしょに
溺おぼれる ドジも居いて
泣なき虫横丁むしよこちょうは
花盛はなざかり
ドアを一枚いちまい くぐるたび
借かりが増ふえてく
人間稼業にんげんかぎょう
それを 楽たのしむ
男惚おとこぼれ
この世よにゃ女おんなと
いうものが 楊枝ようじの
数かずほどいるものを
わきめもふらずに
どこへゆく もったい
ないよな 恋月夜こいつきよ
たまには しっぽり
濡ぬれてみな
俺oiらひとりがrahitoriga 抜nuけたってketatte
月tsukiはha昇noboるしrushi 地球chikyuuはha廻mawaるru
バラbaraはha 夕陽yuuhiにni
匂nioうだろudaro
生iきてるうちだぜkiteruuchidaze
身miもmo花hanaもmo 身miのno程hodo
知shiらずとrazuto言iわれてもwaretemo
誰dareにもできないnimodekinai 一味hitoajiをwo
求motoめてmete命inochiをwo 燃moやそうよyasouyo
男otokoはどこかがhadokokaga
光hikaりゃいいryaii
物monoがあふれてgaafurete 場所basyoをとりwotori
義理giriやya人情ninjouのno
出番debanがないとganaito
街machiのno灯akaりもrimo
泣naいているiteiru
小chiっちゃなtchana力chikaraをwo
束tabaねてもnetemo どうなるdounaru
世間sekenじゃないけれどjanaikeredo
まかしてくんなとmakashitekunnato
しゃしゃりsyasyari出deてte 一緒issyoにni
溺oboれるreru ドジdojiもmo居iてte
泣naきki虫横丁mushiyokochouはha
花盛hanazakaりri
ドアdoaをwo一枚ichimai くぐるたびkugurutabi
借kaりがriga増fuえてくeteku
人間稼業ningenkagyou
それをsorewo 楽tanoしむshimu
男惚otokoboれre
このkono世yoにゃnya女onnaとto
いうものがiumonoga 楊枝youjiのno
数kazuほどいるものをhodoirumonowo
わきめもふらずにwakimemofurazuni
どこへゆくdokoheyuku もったいmottai
ないよなnaiyona 恋月夜koitsukiyo
たまにはtamaniha しっぽりshippori
濡nuれてみなretemina