僕のものになればいいのに 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

恋こいに落おちてしまったのは
あの時とき振ふり返かえったら
君きみがまだ手てを振ふってくれてたから

仕事しごともたのしくなってきて
寂さびしい気持きもちも特とくにないのに
こんな時ときの僕ぼくを振ふり向むかせた君きみ

Kissに気きをとられて
君きみはつないでおいた言葉ことばの
リードを放はなしてしまった
「恋人こいびとがいるの。どうしよう。」

僕ぼくのものになればいいのに
抱だきしめるだけ遠とおくなって
僕ぼくのものになればいいのに
はなれれば はなれるだけ
近ちかくに感かんじるよ

彼かれにばれたらあなたはきっと
痛いたい目めにあわされる
指ゆびのピストルを僕ぼくの頭あたまにつきつけた

「彼かれは強つよそうに見みえるけど
本当ほんとうはとても自信じしんがないの。」
僕ぼくの指ゆびからタバコを抜ぬきとって 吸すった

T-shirtのすそから
入はいってきた君きみの手てはすこし
冷つめたいけど もうすぐ僕ぼくの
体温たいおんであたたかくなる

僕ぼくのものになればいいのに
抱だきしめるだけ遠とおくなって
僕ぼくのものになればいいのに
はなれれば はなれるだけ
近ちかくに感かんじるよ

こんなに悲かなしいのに
僕ぼくら 笑わらってる
無理むりもしてないのに
僕ぼくら 笑わらってる
強つよいもの同志どうしの傷きずの舐なめあい?

僕ぼくのものになればいいのに
抱だきしめるだけ遠とおくなって
僕ぼくのものになればいいでしょう
はなれれば はなれるだけ
近ちかくに感かんじるよ