ラッシュアワーの
向むこうのホームで
彼女かのじょが僕ぼくを見みつけて 手てを振ふる
僕ぼくも 振ふり返かえそうとしても
ポケットからなぜか
手てを出だせないまま
電車でんしゃは入はいってきた
加速度かそくどを増まして
君きみと僕ぼくは離はなれて行いく
ずいぶん小ちいさく 君きみが見みえたよ
人ひとごみの中なか
あの日ひ 地下鉄ちかてつの改札かいさつで
「離はなしたくない」と言いえなかった
臆病おくびょうすぎた 僕ぼくがどれ程ほど
君きみを 辛つらくさせただろう
好すきとか そんな 言葉ことばよりも
2人ふたりで過すごせる 時間じかんだけが
何なによりも 大切たいせつなこと
今いまでは 分わかるよ
あれから 君きみによく似にた
人ひとと 暮くらしてみた
結局けっきょく 似にているだけで
君きみとは 違ちがった
でも もし 今君いまきみに
好すきだと言いわれても
やっぱり うなずけない
全すべては 変かわって行いく
そう 思おもい出でなんて
時間ときが経たつ程ほど 本当以上ほんとういじょうに
美うつくしく心こころに残のこるから
人ひとは惑まどわされる
君きみは まだそのことに気付きづかず
僕ぼくに手てを振ふったのだろうか
もしもそうなら 君きみはきっと
辛つらい日々ひびを送おくってるはず
でも 僕ぼくはもう 君きみの為ために
出来できることは何なにひとつない
もう君きみの 僕ぼくじゃない
僕ぼくの君きみじゃない
もう君きみの 僕ぼくじゃない
僕ぼくの君きみじゃない
ラッシュアワrassyuawaーのno
向muこうのkounoホhoームmuでde
彼女kanojoがga僕bokuをwo見miつけてtsukete 手teをwo振fuるru
僕bokuもmo 振fuりri返kaeそうとしてもsoutoshitemo
ポケットpokettoからなぜかkaranazeka
手teをwo出daせないままsenaimama
電車densyaはha入haiってきたttekita
加速度kasokudoをwo増maしてshite
君kimiとto僕bokuはha離hanaれてrete行iくku
ずいぶんzuibun小chiiさくsaku 君kimiがga見miえたよetayo
人hitoごみのgomino中naka
あのano日hi 地下鉄chikatetsuのno改札kaisatsuでde
「離hanaしたくないshitakunai」とto言iえなかったenakatta
臆病okubyouすぎたsugita 僕bokuがどれgadore程hodo
君kimiをwo 辛tsuraくさせただろうkusasetadarou
好suきとかkitoka そんなsonna 言葉kotobaよりもyorimo
2人futariでde過suごせるgoseru 時間jikanだけがdakega
何naniよりもyorimo 大切taisetsuなことnakoto
今imaではdeha 分waかるよkaruyo
あれからarekara 君kimiによくniyoku似niたta
人hitoとto 暮kuらしてみたrashitemita
結局kekkyoku 似niているだけでteirudakede
君kimiとはtoha 違chigaったtta
でもdemo もしmoshi 今君imakimiにni
好suきだとkidato言iわれてもwaretemo
やっぱりyappari うなずけないunazukenai
全subeてはteha 変kaわってwatte行iくku
そうsou 思omoいi出deなんてnante
時間tokiがga経taつtsu程hodo 本当以上hontouijouにni
美utsukuしくshiku心kokoroにni残nokoるからrukara
人hitoはha惑madoわされるwasareru
君kimiはha まだそのことにmadasonokotoni気付kiduかずkazu
僕bokuにni手teをwo振fuったのだろうかttanodarouka
もしもそうならmoshimosounara 君kimiはきっとhakitto
辛tsuraいi日々hibiをwo送okuってるはずtteruhazu
でもdemo 僕bokuはもうhamou 君kimiのno為tameにni
出来dekiることはrukotoha何naniひとつないhitotsunai
もうmou君kimiのno 僕bokuじゃないjanai
僕bokuのno君kimiじゃないjanai
もうmou君kimiのno 僕bokuじゃないjanai
僕bokuのno君kimiじゃないjanai