露子つゆこ 露子つゆこ-
君きみの手紙てがみを 繰くりかえし
かみしめるように なんども読よんだ
無事ぶじでいたのが うれしくて
恥はずかしいほど 瞼まぶたが濡ぬれた
北きたの 北きたの-
遠とおいいで湯ゆの 町まちからと
それだけを書かいて ところは無ないが
せめても一度いちど 逢あえぬのか
雪ゆきの他国たこくが 寂さびしかないか
露子つゆこ 露子つゆこ-
衿えりのほくろを 思おもいだす
かえらない夢ゆめと あきらめらりょか
なみだこぼした しみの跡あと
君きみの手紙てがみが ふびんでならぬ
露子tsuyuko 露子tsuyuko-
君kimiのno手紙tegamiをwo 繰kuりかえしrikaeshi
かみしめるようにkamishimeruyouni なんどもnandomo読yoんだnda
無事bujiでいたのがdeitanoga うれしくてureshikute
恥hazuかしいほどkashiihodo 瞼mabutaがga濡nuれたreta
北kitaのno 北kitaのno-
遠tooいいでiide湯yuのno 町machiからとkarato
それだけをsoredakewo書kaいてite ところはtokoroha無naいがiga
せめてもsemetemo一度ichido 逢aえぬのかenunoka
雪yukiのno他国takokuがga 寂sabiしかないかshikanaika
露子tsuyuko 露子tsuyuko-
衿eriのほくろをnohokurowo 思omoいだすidasu
かえらないkaeranai夢yumeとto あきらめらりょかakirameraryoka
なみだこぼしたnamidakoboshita しみのshimino跡ato
君kimiのno手紙tegamiがga ふびんでならぬfubindenaranu